春到来! 花見酒として楽しみたい"桜"にちなんだ愛知・岐阜の日本酒6選 名古屋グルメライター&酒のプロが厳選

寒い日が続いていた2025年もようやく暖かくなり、いよいよ桜のシーズンが到来。日本酒好きにとっては、春の陽気に誘われてお花見をしながら一杯楽しみたい季節になりました。
お花見のお供に選ぶなら“桜”にちなんだ日本酒がぴったり! そこで今回は、花見酒として楽しみたい「桜にちなんだ愛知・岐阜の日本酒」を、SAKETOMOライター・Swindが6つ厳選してご紹介します。

取材・撮影協力:酒ゃおおたけ (名古屋市中区錦3丁目15-13 セントラルパーク地下1階)

  • 枡に入った日本酒に桜が浮かんでいる

花見酒におすすめ! 桜にちなんだ愛知・岐阜の日本酒6選

純米吟醸 桜酵母 五条川桜(勲碧酒造/愛知県江南市)

  • 日本酒の瓶

純米吟醸 桜酵母 五条川桜は、愛知県江南市にある勲碧酒造が“日本桜の名所百選”にも選ばれている五条川の桜の花びらから分離した酵母で醸した日本酒。地元愛知の酒米「夢吟香」を用いて醸した純米吟醸酒を無濾過・無加水でそのまま瓶詰めしています。メロンやブドウを思わせるような華やかな香りと、酸味を抑えた優しい味わいが特徴。お刺身などはもちろん、おでんのような少し濃い目の和食とも相性が◎です。度数が高めなので暑い日にはロックでも楽しめます。

Pinky Tiggy(金虎酒造/名古屋市北区)

  • 日本酒の瓶

Pinky Tiggyは、名古屋市で日本酒造りを続ける金虎酒造生まれのピンク色が美しい春らしさ満点の「和酒カクテル」。ほんのり甘酸っぱい梅酒の風味と、にごり酒ならではのまろやかな旨味、さらに微炭酸のシュワッとした刺激も加わった調和のとれた美味しさが楽しめます。

純米大吟醸 春のことぶれ(関谷醸造/愛知県設楽町)

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純米大吟醸 春のことぶれは「蓬莱泉」で知られる愛知県設楽町の蔵元・関谷醸造の季節限定酒。ピンク色の瓶と、花があしらわれたラベルは春らしさが。年末に仕込み、寒の時季に搾られた「純米大吟醸 春のことぶれ」は、生酒ならではのフレッシュな味わいが特徴。軽く冷やして飲むのがおすすめです。

日野屋 純米大吟醸 生貯蔵 低アルコール酒(天領酒造/岐阜県下呂市)

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日野屋 純米大吟醸 生貯蔵 低アルコール酒は、岐阜県下呂市萩原地区で長年酒造りを続けている天領酒造の一本。岐阜県産の酒造好適米「ひだほまれ」を100%使い、精米歩合45%まで磨き上げて麹造りから全て吟味しながら醸した杜氏渾身のお酒です。アルコール度数が14度と低めながら、しっかりとしたボディがあり軽やかさと旨味を両立。夜桜を楽しみながらのんびりと楽しむのにもピッタリです。

百十郎 純米大吟醸 桜 無濾過生原酒(林本店/岐阜県)

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岐阜県各務原市の酒蔵・林本店の百十郎 純米大吟醸 桜 無濾過生原酒は、地元出身の歌舞伎役者である市川百十郎が寄贈し、現在は地元を代表する桜の名所として親しまれている「百十郎桜」の名を冠した日本酒。「綺麗に咲く満開の百十郎桜の下で楽しく飲めるお酒をつくりたい」という想いが込められた一本です。地元岐阜産のハツシモを原料米とし、柔らかな酸味とまろやかな甘味が特徴的。しぼりたてならではのフレッシュな味わいは、暖かな春の日にぴったりです。

一滴千山 彗星 おりがらみ(武内酒造/岐阜県大垣市)

  • 日本酒の瓶

赤いボトルが印象的な一滴千山 彗星 おりがらみ。「水都」としても知られる岐阜県大垣市の武内酒造が北海道産の酒造好適米「彗星」を協会14号酵母で醸した純米吟醸無濾過生原酒です。「一滴千山 彗星 おりがらみ」はおりがらみならではのガス感とスッキリとしたキレのある吞み口。年々ファンが増えている注目の一本は特約店限定での取り扱いとなっているため、見かけたら即購入がおすすめです。

桜の季節はやっぱり日本酒で「花見酒」が最高!

今回は「花見酒」としてぜひ楽しみたい愛知・岐阜の日本酒を6つ厳選してご紹介しました。寒さが長く続いた2025年もいよいよ春本番! 桜にちなんだ日本酒で花見酒をすれば、お花見気分もいっそう盛り上がること間違いなしです。

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