有楽町のガード下で昼飲み! 日本酒を堪能できる居酒屋3選【はしご酒レポ】
東京駅から約2分ほどで行ける、有楽町。ガード下にずらっと居酒屋が並ぶ風景が有名で、早い時間から杯を交わす人たちの姿も多く見られる街です。
今回は、そんな「有楽町ガード下」で、お昼からはしご酒を楽しんできました。駅チカで日本酒が飲めるお店は、いったいどれくらいあるのでしょうか。実際に足を運んだ様子をレポートします。
仕事も買い物もエンタメも。“多面性の街”と呼ばれる東京・有楽町
東京駅から電車で2分ほどの有楽町は、オフィスビルが立ち並ぶビジネスの街。一方で、観劇を楽しめる日生劇場や日比谷シアタークリエがあるなど、エンタメも楽しむことができます。LUMINEやマルイでショッピングもできる、多面性のある街です。
飲食店も多数。がっつり食べ飲みできる飲食店や、サクッと立ち寄れるラーメン屋、スキマ時間に利用できるカフェなど、バリエーション豊富です。もちろん、お酒を飲める場所もたくさんあります。
10分ほど歩けば銀座、20分ほどで新橋にも行くことができ、さらに楽しみ方が広がります。
レトロな雰囲気漂うガード下で昼飲み! 3つのお店で日本酒を楽しんでみた
有楽町といえば有名なのが「ガード下」。線路のすぐ下に、ところ狭しとお店が並んでいます。お昼からやっている居酒屋さんや、立ち飲みのお店もたくさん!
今回は、週末の昼下がりにガード下で日本酒飲み歩きをしてみたので、その様子をレポートします。
炉端焼きと日本酒のお店「酒肴日和 アテニヨル HIBIYA OKUROJI」
まず向かったのは「大人のこだわりが集まる高架下」がコンセプトの「日比谷OKUROJI」内にある「酒肴日和 アテニヨル HIBIYA OKUROJI」。炉端焼きとお酒を楽しめる、おしゃれなバルです。
店内はカウンター席と2人がけのテーブル席がメイン。とても清潔感のある空間で、ひとりでも気軽に立ち寄れる雰囲気です。
ビール、ワイン、サワーなど、お酒のメニューが豊富。もちろん、日本酒もあります。どれにしようか迷いに迷い、11時〜17時限定の「昼酔いセット」から日本酒飲み比べセットをチョイスしました。
飲み比べセットは、自分で好きなお酒を選ぶタイプと、店員さんが選んでくれるおまかせタイプの2種。せっかくなので、飲んだことのない日本酒に出会えれば……と「一口生つき! おまかせ日本酒3種とアテ5種盛りセット」を注文しました。日本酒だけでなく小さなビールもついてきます。
おまかせで出てきた日本酒は、以下の3種です。
- 飛露喜 純米吟醸 黒ラベル/株式会社廣木酒造本店(福島県)
- 福海 海鳴 火入れ/福田酒造株式会社(長崎県)
- 東洋美人 限定純米大吟醸 「花文字ラベル」/株式会社澄川酒造(山口県)
「飛露喜」「東洋美人」は何度か飲んだことがありましたが、「福海」は初めて。期待通り、おまかせを選んだおかげで知らない日本酒に出会うことができました。
さっそく、一つひとついただきます。
「飛露喜」は、口当たりは優しいけれど後味にはスッキリとしたキレを感じ、「東洋美人」は甘さと丸みがあります。初めて飲む「福海」は、ほどよい甘さのなかに旨みがギュッと詰まったジューシーさを感じます。香りはフルーティーながらも爽やかで、かなり好みのお酒でした。
「アテ5種盛りセット」は、どう見ても5種以上のおつまみが盛り付けられていて、とってもボリューミー!
よだれ鶏やエンガワユッケなどの濃い味の料理から、桜の風味を感じるお豆腐やきゅうりなど、素朴な味わいのものまで。このワンプレートで、いろいろな味を一気に楽しめます。どれも美味しいですが、特に付け合わせのもろみ味噌が特に日本酒と相性抜群でした。
日本酒とアテの盛り合わせだけでも大満足のボリューム感でしたが、お昼時ということもあり、定食メニューにも心が惹かれます。メニュー名に惹かれて「越田商店 ものすごい鯖の炭火焼き定食」も注文してみました。
鯖の身をお箸で割ってみると、とてもふっくらしています。口に運ぶと上品な脂と旨みが口いっぱいに広がり、メニュー名のとおり“ものすごい”美味しい鯖でした。炭火焼きの香りが、より食欲を掻き立てます。締めに定食を注文したつもりが、この鯖をアテに、もう1杯お酒を飲みたくなってしまいました。
「アテニヨル」は、私が訪れた店舗のほかに、日比谷OKUROJI内に姉妹店が2つあります。博多の魅力を楽しめる「酒肴日和アテニヨル離 HANARE」、個室も完備の「アテニヨル 招宴」もあるので、ぜひ足を運んでみてください。
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酒肴日和アテニヨル離 HANARE
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アテニヨル 招宴
<店舗情報>
住所:東京都千代田区内幸町1‐7‐1 日比谷OKUROJI
アクセス:JR「新橋駅」より徒歩3分、「有楽町駅」より徒歩9分、東京メトロ「日比谷駅」より徒歩5分
営業時間:11:30~23:00 (料理L.O. 22:15/ドリンクL.O. 22:30)
Web:https://akr8352493301.owst.jp/
電話番号:03-6807-5637
釜飯とお釜で飲む日本酒に感動!!「荻野屋 弦 エキュートエディション有楽町店」
続いて訪れたのは、JR東日本グループが運営する駅ナカ商業施設「ecute(エキュート)」にある「荻野屋 弦 エキュートエディション有楽町店」。群馬、長野の地酒や釜飯などを楽しめるお店です。
店内はカウンター席と、立食スペースのみ。小さなお店ですが人気なようで、お客さんが入れ代わり立ち代わりやってきます。
メニューを開き、じっくりお酒を選びます。「せっかくならいろいろな銘柄を飲んでみたい」と、ここでも飲み比べをチョイス。「今週の飲み比べセット」を注文し、以下の3種をいただきました。
- 夜明け前 絹華 純米酒/株式会社小野酒造店(長野県)
- 土田生酛 純米吟醸酒/土田酒造株式会社(群馬県)
- 舞姫 美山錦 純米吟醸/株式会社舞姫(長野県)
なんと、日本酒が小さなお釜に入って運ばれてきました! 初めて見るスタイルですが、とても可愛らしくて思わずテンションが上がります。優しい土の質感で、口当たりも意外と違和感がありません。
釜飯が運ばれて来るまでのあいだ、ゆっくりとお酒を楽しみます。「夜明け前」は上品な香りとスッキリとした口当たりで「キレイ」という表現がぴったりなお酒だと思いました。「土田生酛」はコクがあり、後味にはほのかに甘みを感じます。「舞姫」はさっぱりとした飲み心地で、どんなお料理にもマッチしそうです。
それぞれのお酒を堪能していると、釜飯が運ばれてきました。釜飯も複数の種類があり、迷いに迷った結果、スタンダードな「峠の釜めし」をチョイス。
釜飯の具材は、鶏肉やしいたけ、栗、杏など、多種多様。しょっぱい具材には「舞姫」、杏などの甘い具材は「夜明け前」、お出汁が香るお米の部分は「土田生酛」と、それぞれに日本酒を合わせていただきます。ひとつの釜飯で複数のペアリングを試すことができ、これまでにない日本酒の楽しみ方を発見しました。
ちなみに、釜飯の具材を使ったおつまみを単品で注文することも可能。そのほかにもおつまみメニューがいくつかあるので、おつまみと日本酒を味わったあとに、締めで釜飯を食べるのもおすすめです。
いつもとちょっと気分を変えて日本酒を楽しみたいときに、ぜひ「荻野屋 弦」を訪れてみてはいかがでしょうか。
<店舗情報>
住所:東京都千代田区有楽町2-9-8 JR東日本有楽町駅高架下エキュートエディション有楽町
アクセス:JR「有楽町駅」からすぐ(国際フォーラム口を出て真横)
営業時間:11:00〜23:00(L.O. 食事22:00 ドリンク22:30)
※夜の一品メニュー提供開始は16:00~
Web:https://gen.oginoya.tokyo/yurakucho/
電話番号:03-6810-0211
軽く1杯飲みたいときに。コスパ抜群な居酒屋「酒や はないち」
最後にもう1杯……と訪れたのが「酒や はないち」。15時半からオープンしている、清龍酒造株式会社(埼玉県)が経営する居酒屋です。
オープン時間ちょうどに入店。窓際の席を案内してくれ、提灯越しに都心を行き交う人を眺めながら過ごしました。
なにを飲もうかとメニューを見渡していると、今の季節ならではのお酒を発見。清龍酒造の日本酒を使った春限定の「さくら酒」を冷酒でいただきます。
どっしり飲みごたえのある日本酒に、ふわふわと桜の花びらが浮いています。関東はすでに桜は散ってしまいましたが、お花見期間を延長できたような、なんだか得した気分です。
もうお腹がいっぱいなので、おつまみは軽めのものをチョイス。春を感じる「菜の花のからし和え」に旨みたっぷりの「豆腐の昆布〆〜わさびポン酢で〜」、日本酒のお供の定番「イカの塩辛」の3種を注文しました。どれも言わずもがなで、お酒と相性抜群です。
満腹だったはずが、お酒を飲んでいるとどんどんお料理を注文したくなってしまいます。最後にもう1品……と、「あさりの酒蒸し」も追加しました。
あさりの旨みが染み出したお出汁が絶品。最初はあさりの身をアテにお酒をいただき、食べ終わったところで、まだ少しお酒が残っていることに気がつきました。ということで、最後はお出汁をグラスに注ぎ、「出汁割り」を楽しみます。
日本酒のコクとお出汁の優しい味わいが混ざり合い、絶品です。ほっと安らぐ、締めにぴったりの1杯になりました。
「酒や はないち」はJR有楽町駅の改札から、歩いてすぐ。休日の昼飲みはもちろん、待ち合わせや次の予定までにサクッと飲みたいときにもぴったりです。
<店舗情報>
住所:東京都千代田区有楽町2-9-16
アクセス:JR「有楽町駅」より徒歩1分
営業時間: 15:30〜23:30
Web:https://www.instagram.com/seiryusakeyahanaichi/
電話番号:03-3214-3996
駅チカだから気楽に飲める◎旅行や出張のついでに立ち寄ってみて
じっくりとあたりを見回しながらガード下を歩いていると、ほかにも日本酒を飲めそうなお店がたくさんありました。なにより、有楽町のよいところは、駅の近くに魅力的なお店が密集していること。出張ついでに立ち寄ったり、ショッピングや観劇の空き時間に飲みに行ったり、いろいろな楽しみ方ができます。ぜひ、お気に入りのお店を探しに出かけてみてください!
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