高知と福島の日本酒を飲み比べながら幼馴染としみじみ語り合いました ~アナウンサー長江麻美の日本酒日記#44

ムシムシジメジメ…暑い日が多くなってきましたので、キンと冷やした日本酒が飲みたくなりますねぇ~。先日、幼馴染がお土産に高知県の日本酒を買ってきてくれたので、せっかくだからと大切に保管しておいた福島県の日本酒と飲み比べをしました。

高知『司牡丹・土佐麗』VS福島『おらが金山 てまえ酒』

持ってきてくれた日本酒は、高知県高岡郡にある司牡丹酒造の純米吟醸酒『土佐麗(とさうらら)』
高知県で旅行中の幼馴染から電話がかかってきたんです。
「ねえねえ、高知の米を使った日本酒と、高知の水を使った日本酒どっちがいい?」
これは・・・究極の選択。そして良い視点。私は、高知の米を使った日本酒をお願いし、我が家にやってきたのが、この『土佐麗』でした。
土佐麗とは、高知県の酒造好適米で、この『司牡丹・土佐麗』は100%土佐麗使用のお酒なんだそうです。 

対する、福島の日本酒は、純米酒生『おらが金山 てまえ酒(末廣酒造/会津若松市)』
奥会津金山町で作られた酒米『フクノハナ』を贅沢に使った日本酒。幻の酒米と言われているそうで、この日本酒自体もなかなか手に入らないそうですが、福島県の方から譲っていただきました。

  • 日本酒の四合瓶2本

    左:純米酒生『おらが金山 てまえ酒(末廣酒造/会津若松市)』 右:純米吟醸酒『司牡丹・土佐麗(司牡丹酒造/高知県高岡郡)』

トマトのみりん漬けやナスのお浸しなどをお供にいざ、四国と東北のお酒の飲み比べ!

  • 白い器に盛られたトマトと黒いお皿に盛られたナス

高知県の『土佐麗』を頂きます。
幼馴染「コメの味する?」
長江 「あとからコメの旨味感じるね!!」
幼馴染「ツンてこない?」
長江 「くるくる!!辛口な感じ」
2人 「おいしいね~~~~~!!」
長江 「しっかりした感じ!!」 

そして、福島県の『おらが金山 てまえ酒』。
幼馴染「上品」
長江 「生酒だから生き生きした感じもするけど香りが上品で、スッキリって感じじゃない?おいしい…」
幼馴染「どっちも美味しいわ~。なんかさ、高知の方が男っぽい感じで福島の方が女性的な感じじゃない?」
長江 「全然違うもんね。同じ日本酒なのに。」
幼馴染「おもろ!」 

幼馴染といるといつもワイワイギャーギャー騒いでしまうのですが、この日は2本の日本酒を飲み比べながらしっぽり語り合いました。お酌し合ってゆっくり飲める日本酒は、『語り合う』という場面を温かく支えてくれているような気がしました。

  • 食卓を囲む女性2人

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