羽田空港第3ターミナルに日本酒角打ち&一合缶専門店『PRIME SAKE Tokyo Haneda Airport』が3月15日オープン

  • おしゃれな角打ち店舗

2024年3月15日(金)、京急空港線羽田空港第3ターミナル駅 3階 国際線出発ロビー302区画に、日本酒や酒器などの販売に加え、立ち飲みができるスペースを設けた『PRIME SAKE Tokyo Haneda Airport(プライムサケハネダエアポート)』がオープンしました。

店舗情報と前日におこなわれた内覧会の様子をお届けします。

多言語に対応・世界初の日本酒一合缶専門店

  • 店舗の外観

店舗を運営するのは、日本酒一合缶のオリジナルブランド「PRIME SAKE(プライムサケ)」を展開するcamo株式会社(カモ:東京都世田谷区)。ブランド初の旗艦店であり、世界初の日本酒一合缶専門店です。
羽田空港は年間およそ2000万人が利用する国内最大級の国際線空港。主にインバウンド向けに、日本酒だけでなく、日本文化を感じることのできる空間となっています。
スタッフはバイリンガルや外国籍の人が半数以上と多く、日本酒を扱う酒販店からの研修を受けているため、羽田空港を利用するあらゆる人が安心して気軽に日本文化のひとつである日本酒に触れることができます。

手土産としての一合缶

  • ショップの紙袋と日本酒の一合缶

日本酒一合缶ブランド「PRIME SAKE」は、缶を採用することで割れにくく、酒の品質を劣化させる紫外線からも守ってくれるのでお土産として国内外問わず利用しやすい商品です。手軽に持ち運びができ、様々な日本酒を少しずつ楽しむことができる一合サイズ(180ml)で、日本の美を意識したクリエイティブデザインが施されています。 

ギフトバッグと暖簾は、書家の加山幹子氏による草書。平仮名で「これはにほんしゅです」とやわらかな字体で綴られています。別売りでオリジナル風呂敷があり、合わせて購入すると包んでくれます。

角打ち・スタンディングバーとしての機能

  • 日本酒の一合缶がずらりと並ぶ

店舗での角打ち(スタンディングバー)では、ぐい吞み 1,000円、片口1,700円(税別)から飲むことができます。鹿児島県で活動する陶芸作家 城戸雄介氏による陶器ブランド「ONE KILN」の酒器で提供されます。

東京「自家製ツナ専門店 JIN」の「おつな 実山椒」や埼玉「かつをぶし池田屋」の「生ハムのような鰹節 食べる削り節」などをはじめ、日本国内からセレクトされたこだわりのおつまみと一緒に日本酒を味わうことができます。

日本国内で人気の11酒蔵・「PRIME SAKE」ラインナップ

  • 店舗の壁面ディスプレイ

現段階で「PRIME SAKE」はスタンダード9種とプレミアム2種、合計11銘柄を取り揃えています。この魅力的なラインナップは、国内で注目される若手酒蔵が集まる「若手の夜明け」イベントや「酒屋大賞」コンペティションの主催者であるcamo株式会社によって実現されました。今後は銘柄の種類がさらに増加することが予想されます。

  • 日本酒一合缶のチラシ

『一白水成』福禄寿酒造株式会社 (秋田県五城目町)

『東光』株式会社 小嶋総本店 (山形県米沢市)

『天明』曙酒造株式会社 (福島県会津坂下町)

『手取川』株式会社吉田酒造店 (石川県白山市)

『あべ』阿部酒造株式会社 (新潟県柏崎市)

『KURAMOTO』倉本酒造株式会社 (奈良県都祁吐山町)

『月山』吉田酒造株式会社 (島根県安来市)

『雨後の月』相原酒造株式会社 (広島県呉市)

『雁木』八百新酒造株式会社 (山口県岩国市)

『あたごのまつ』株式会社新澤醸造店 川崎蔵 (宮城県大崎市)

『仙禽』株式会社 せんきん (栃木県さくら市)

  • 英語で書かれた説明書

全ての酒に対し、「味わいのイメージ」「楽しみ方」「フードペアリング」についてのスタッフのテイスティングコメントカードが英語で提供されており、お客様はこれを持ち帰ることができます。

  • 英語と日本語のメニュー

    メニュー表は日本語版と英語版が用意されています。

<今後の展開>日本酒を国内空港、そして世界へと

  • 説明をする男性

「現在の日本酒市場はおよそ5000億円。しかし世界市場への日本酒のポテンシャルは高く、シャンパーニュと同等の1.7兆円規模を目指せると思っています。羽田空港を皮切りに、国内空港との連携を進めています。日本酒の付加価値やブランド価値を再定義し、輸出を検討し、将来的には海外での販売店出店も目指したいです」と、Camo代表取締役のカワナアキさんは語りました。

  • 商品を手に持つ男性2人

内覧会に参加した『仙禽』の製造元、株式会社せんきんの11代目蔵元である薄井一樹さんは次のように述べました。「酒造りは長い伝統があるため、変革が難しいこともあります。参入して間もないカワナさんですが、業界にイノベーションを起こすような彼のビジョンには大いに期待しています。」 

『PRIME SAKE Tokyo Haneda Airport』は、羽田空港の新名所となることでしょう。「PRIME SAKE」ラインナップの素晴らしさは、プロの目から見ても太鼓判が押せます。インバウンドはもちろんのこと、日本酒初心者の日本人にとっても入門の場所として安心して訪れることができる店です。フライト前に立ち寄り、特別な味わいを体験してください。

店舗概要

店舗名 :PRIME SAKE Tokyo Haneda Airport(プライム サケ トウキョウ ハネダ エアポート)

所在地 :京急空港線羽田空港第3ターミナル駅 3階 国際線出発ロビー 302区画

(〒144-0041 東京都大田区羽田空港2-6-5)

営業時間:8:00 - 22:00

内容  :一合缶の販売、角打ちによる日本酒の杯売り提供、酒器などの販売 ※免税対応

価格帯 :缶販売 1,500円〜

テイスティング(角打ち)ぐい呑み ¥1,000〜 / 片口 ¥1,700〜(全て税別)

HP   : https://primesake.com/

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