岐阜県・白川村に新たな酒蔵が誕生!2026年、小学校跡地で稼働開始 渡辺酒造店の新たな挑戦

  • 白川村の蔵

岐阜県最大の日本酒の酒蔵、有限会社渡辺酒造店は、世界遺産の岐阜県・白川村と共同で新たな酒蔵を新設します。酒蔵は廃校となった白川村の小学校跡地に建設され、地元の名産品となる日本酒を生産。さらに白川村に新たな雇用を創出し、地元経済の発展を目指します。

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白川村の経済発展と環境保護

新たな酒蔵では白川村産の山田錦を「日本最高値」で買い取り、地元の酒米づくりを支援。また、酒蔵で働く社員の半数以上を白川村で新たに雇用し、地元の雇用創出にも貢献します。さらに酒粕は地元で飼育されているブランド豚の餌とする計画で、環境にも配慮しています。

渡辺酒造店の成功ノウハウを投入

渡辺酒造店は「エンタメ化経営」を打ち出し、ユニークな酒造りで年商を7倍に成長させた実績があります。2007年から開催している「蔵まつり」や、品質への妥協なき姿勢、斬新な商品開発力がその成功の鍵です。今回の新たな酒蔵には、こうしたノウハウをすべて投入し、最高品質の日本酒を生産します。

観光客増加の恩恵を地元に

観光庁の調査によると、2023年の訪日外国人消費額は過去最高を記録していますが、白川村はその恩恵を十分に受けていません。そこで、白川村の成原茂村長からの相談を受け、渡辺酒造店は2026年に新たな酒蔵を建設することを決定しました。これにより、白川村の観光資源を最大限に活用し、地元の発展に寄与します。

「白川村の蔵」概要

稼働開始予定:2026年9月
住所:岐阜県大野郡白川村鳩谷(旧白川村小学校跡地)

  • 「2026 COMING SOON」純米大吟醸、純米吟醸の2種

  • 「2026 COMING SOON」純米大吟醸、純米吟醸の2種

「白川村の蔵」プロジェクト始動を記念して、ふるさと納税の返礼品として「2026 COMING SOON」純米大吟醸、純米吟醸の2種の提供をスタートしました。

新たな酒蔵の設立は、白川村と渡辺酒造店の共生・発展を目指す大きな一歩です。

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