1月11日発売!日本酒「S風の森 First Edition」は"未来酒度"星2つ獲得 土壌データも公開

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奈良県御所市にある葛城山麓醸造所で醸された日本酒「S風の森 First Edition」が2025年1月11日(土)に発売されます。同商品の発売を記念し、株式会社UPDATERが取り組むプロジェクト「みんな大地」による土壌診断の調査データが公開されました。

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日本酒の新基準「未来酒度」

日本酒「S風の森」シリーズは、「未来酒度」と呼ばれる日本酒の新たな基準を初めて記載したお酒です。葛城山麓醸造所を運営する油長酒造株式会社が提唱しており、「環境負荷の少なさ」「田んぼの地力」「地域貢献度」の3つの要素を総合的に評価します。

今回発売される「S風の森 First Edition」は、1グラムの土に720万個という一般生菌数を持つ水田の生産者が育てた米のみを使用。未来酒度★★(星2つ)を獲得しました。土壌菌数の多い水田ほど、微生物のさまざまな生態系が形成され、酒米の生育に適した環境であると考えられます。

【未来酒度による評価基準】
1.S風の森:「葛城山麓産秋津穂+里山基金への寄付(50円/本)+自然エネルギーによる酒造り」

2.S風の森 ★:「1.に加え、減農薬による環境負荷の少なさゆえ評価される」
3.S風の森 ★★:「1.に加え、農薬化学肥料不使用による環境負荷の少なさゆえ評価される」
4.S風の森 ★★★:「1.2.に加え、田んぼの地力の豊かさ、地域貢献度の高さゆえ評価される」

▼未来酒度の紹介はこちら

土壌菌720万個の水田で育てた米のみを使用

  • 米生産現場での地球温暖化防止貢献

今回は株式会社UPDATERによるプロジェクト「みんな大地」を通して、栽培方法の異なる水田3カ所を土壌診断しました。

診断では、ほかの水田と比べて無農薬栽培の水田が一般生菌数720万個と高い結果に。地球温暖化防止への貢献度が分かる「炭素貯留量」は、3カ所とも地域標準と比較して1.4倍~1.6倍も多い結果となりました。「みんな大地」がこれまでに土壌診断を行った全国9カ所の水田のうち、一般生菌数が700万個以上だった場所は2カ所のみ。水田のポテンシャルの高さがうかがえます。

▼土壌診断結果の詳細はこちら
里山を100年先につなぐ日本酒「S風の森」が生まれる葛城山麓醸造所

農産物に新たな価値を生み出す「みんな大地」

  • みんな大地

「みんな大地」は、農地や再生可能エネルギーの発電所、企業の緑地などを対象に「地球環境への貢献度」を可視化。生産物や不動産に付加価値を与え、土壌再生に向けた行動の転換を促す事業です。土壌診断や地上、地中の動植物調査による土地評価といったさまざまなデータをもとに、コンサルティング、ソリューション提供を行っています。

商品情報

  • S風の森

    S風の森

●「S風の森 Launch Edition」
未来酒度:★
内容:みんな大地が土壌診断を行った減農薬※5水田でとれた秋津穂のみを使用
発売日:2024年12月14日
価格:2970円(税込)
販売チャネル:全国のS風の森取扱店※7

●「S風の森ファーストエディション」
未来酒度:★★
内容:みんな大地が土壌診断を行った無農薬※6水田の生産者が育てた秋津穂のみを使用
発売日:1月11日(土)全国一斉発売予定
価格:3850円(税込)

※販売場所は全国のS風の森取扱店、約30軒です。「Launch Edition」と「First Edition」で一部異なるため山麓蔵公式Instagram「kazenomori2024」でお知らせ予定。

▼山麓蔵公式インスタグラム
@kazenomori2024

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