【Kura Master 2026】日本酒部門の最高賞「プレジデント賞」に山梨銘醸「七賢 スパークリング 星ノ輝」が選出されました
フランスで開催されている和酒コンクール「Kura Master(クラマスター)」が2026年で10年目を迎え、9月30日に在フランス日本国大使公邸にて2026年度の最高賞「プレジデント賞」の授賞式が行われました。欧州のソムリエや飲食業界のプロフェッショナル約125名が審査を担当し、全部門を合わせた総出品数は1,252銘柄となりました。
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日本酒部門の最高賞は「七賢 スパークリング 星ノ輝」
日本酒部門で最高賞のプレジデント賞に輝いたのは、山梨県・山梨銘醸株式会社の「七賢 スパークリング 星ノ輝」です。10年続くKura Masterの歴史において、スパークリング日本酒がプレジデント賞を受賞するのは今回が初めてのこととなります。
日本酒コンクールの審査委員長を務めるグザビエ・チュイザ氏(MOFソムリエ)は、受賞酒の味わいについて次のように語っています。
「親しみやすさがありながら複雑さもある。高い技術が感じられる一方で、気負わず楽しむことのできる日本酒でもあります。まさにこうした日本酒が、フランスの人々を日本酒へと惹きつけてくれるのだと思います」
パリ大使公邸での授賞式と、広がる日本酒の歩み
授賞式は例年通りパリの在フランス日本国大使公邸にて開催され、審査員や受賞した蔵元をはじめとする約110名が集い、栄誉を称え合いました。
式典で登壇した駐フランス日本国特命全権大使の鈴木秀生氏は、Kura Masterが始まった2017年からの10年間における日本酒の広がりについて言及しました。鈴木大使によると、2025年におけるフランス向けの日本酒輸出は、コンクール開始当初と比べて金額で2.4倍、数量で1.8倍に増加しています。
また、鈴木大使は挨拶の中で、文化を届けることへの想いを次のように述べています。
「単語を辞書にあるフランス語に置き換えるだけでは、意味は伝わりません。『翻訳』は、その言葉の裏にある文化や私達全員の想いを、相手の言葉で、相手の文化の中に届けていくことと考えています。その積み重ねによって、日本の酒が、言葉が、文化が、フランスに少しずつ根付いていくのだと思います」
新設の「ベスト蔵元2026」や特別賞の表彰
今回の授賞式ではプレジデント賞のほか、各部門の最優秀賞にあたる「審査員賞」、食とのペアリングを評価する特別賞「アリアンス ガストロノミー賞」の表彰も行われました。
さらに、10周年を記念して「ベスト蔵元2026」が新たに設立されました。これは同年度の日本酒コンクールにおける出品銘柄の受賞実績を点数化し、今年度最も優れた実績を収めた蔵元をたたえる賞です。
※日本酒部門の受賞酒一覧はこちらから。
フランスの食文化に寄り添いながら、着実にファンを広げている日本酒のこれからの歩みが期待されます。
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