GI山梨の新たなシンボル「酒は、水。」誕生 豊富な水系が育む山梨の日本酒、水の恵みを世界へ発信
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GI山梨の新たなシンボル「酒は、水。」
山梨県酒造組合は、地理的表示(GI)「GI山梨」のビジュアル・アイデンティティ(VI)を刷新しました。このVIは、山梨の日本酒が持つ高品質と地域性を国内外に力強く発信し、ブランド価値をさらに高めることを目指しています。
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「酒は、水。」という新たなタグラインは、”天然の水瓶”と称される山梨の豊かな水系を表現しています。新しいロゴマークは、山梨を潤す六つの水系を六角形で表現し、各酒蔵が持つ個性を象徴しています。
日本酒の地理的表示(GI)とは?
お酒の地理的表示(GI)とは、地域の産地名を保護する取り組みのこと。国税庁長官の指定を受けることで、産地を独占的に名乗ることができます。山梨は2021年4月に、日本酒の地理的表示(GI)に認定され、厳しい基準を満たした日本酒のみが“山梨産”を名乗ることができます。
一流クリエイターが手掛けたブランディング
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GI山梨 日本酒 山梨県の六水系図
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山梨デザインセンター長の永井一史氏
今回のプロジェクトは、山梨デザインセンター長の永井一史氏と、数々の有名キャンペーンを手掛けてきたクリエイティブディレクターの渡辺潤平氏の協力のもと、初めての共同開発で実現しました。
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クリエイティブディレクター 渡辺潤平氏
渡辺氏は、「日本酒は米」という固定観念を覆したいという強い思いから、日本酒の根幹である「水」に注目。永井氏も、デザインの力で地域文化を国内外に発信することの重要性を強調しています。この取り組みによって、GI山梨が山梨の酒の信頼の証となり、世界中で認知されることを目指しています。
山梨の豊かな水が育んだ特別な日本酒を、新たなシンボルと共に味わってみてはいかがでしょうか?
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