福島の「自然郷」と「楽器正宗」で家族だんらん!~アナウンサー長江麻美の日本酒日記#47
七夕の日に、バンテリンドームで始球式を務めさせてもらいました。2024年3月、オープン戦の始球式でワンバウンド投球になってしまい悔しがったあの日から4か月…。
結果からお伝えすると、今回もほぼ同じ軌道でワンバウンドでした。そこが私の肩の限界っぽいですが、いつかまた始球式の舞台に立てる日を夢見て諦めずに練習はしていこうと思います。
さて、その始球式後の楽しみになっているのが、福島県の方からいただく、とっておきの日本酒。私が始球式を担当させていただいた日は2回とも福島県がゲームスポンサーを務める試合だったので、お土産にと福島県のものを持たせてくれたのです。
今回は日本酒の他に桃やバームクーヘンなどもいただき、大好きな福島を思い出してジーンとしました。
家族だんらんの一杯 大木代吉本店(福島県矢吹町)「自然郷」「楽器正宗」
今回頂いたのは、福島県矢吹町の大木代吉本店で作られているコメにこだわった2つの日本酒。1つは『自然郷 BIO 特別純米』。
『自然郷』はコメだけを原料とする酒造りを目指し、農薬を使用しない米だけを使って醸造を開始し、1974年に『無添加酒‐自然郷』として発売したのが始まりだそうです。純米酒の先駆けとして愛されている日本酒。
もう1つは、希少な酒米『愛山』を使用して造られた『楽器正宗 愛山』。このお酒は、市販の日本酒を対象にした品評会『SAKE COMPETITON 2024』の純米吟醸部門で1位に輝いたものです。
小学生の頃の運動会みたいに、ビデオ片手に始球式を見に来てくれた父と夫と、この2本を飲み比べました!アテは、ばあちゃんが漬けてくれたキュウリとセロリの漬物。
まずは、『自然郷 BIO 特別純米』でカンパーーーイ!
父 「お、炭酸あるね」
夫 「俺も酒感はあんまり感じない。きゅうり美味しい」
長江「ホントだ、少し炭酸だね。メロンみた~い!美味しい!」
そして、『楽器正宗 愛山』も…。
長江「あ、こっちはメロンというより桃っぽいかも。これもおいしいねぇ~」
父 「あ~うまいね」
夫 「俺も飲める」
父 「飲むっていいよね」
長江「その心は?」
日本酒とともに家族で川柳・短歌大会!
突然始まった川柳・短歌大会。
夫 「日本酒と きゅうりをつまみ 楽しいな」
父 「やりません お酒の席で お仕事は」
長江「酔っ払い みんなで飲めば 怖くない シラフが一人 一番怖い」
母 「風呂上がり それぞれみんな 笑っとる お盆じゃないのに お盆気分」
お風呂から上がってきた母の姿を見て夫が詠んだ川柳がこちら。
「青いワンピース 夏が来たな ワハハハハ」
…『ワハハハハ』って何やねん(笑)
その後、母が福島の桃を剥いてくれたので、福島の酒と福島の桃のマリアージュを楽しみました!
長江「うわ!最高!!福島の桃は固めだからおつまみとしても良いね!桃と一緒だとお酒がよりジューシーになった感じがする。」
母 「福島の桃おいしいよね~」
この頃には父は床で寝てしまっていましたが、とても平和で楽しい夜になりました。