「二兎」を飲んで"ぴょーん!" マンガに登場した愛知県のお酒を飲んでみた! ~アナウンサー長江麻美の日本酒日記#41
マンガ『酒と恋には酔って然るべき』
SAKETOMOの酒豪部長に勧められて読んでみたマンガ『酒と恋には酔って然るべき』。
1巻を電子版でお試し購入して読み進めたら面白くて面白くて…結局一気に10巻電子版を大人買いしました。そして31歳にして初めて、マンガの続きが気になって夜更かししてしまう人の気持ちが分かりました。また一つ大人になったな。
そんなことで一気に読み進めた訳ですが、8巻に愛知県のお酒が出てきました。愛知県岡崎市の丸石醸造さんが醸している『二兎(にと)』 。
二兎はもちろん知っていたのですが実は飲んだことがなかったので、この機会に一本飲んでみることにしました。
【マンガにも登場した一杯】 二兎 純米 萬歳七十(丸石醸造/愛知県岡崎市)
マンガにも出てきた『二兎 純米 萬歳七十』。
萬歳(ばんざい)という米は大正天皇が即位する際に献上された由緒ある米で、岡崎の保存会が復活させた復刻米です。ちなみにこの豆知識もマンガ『酒と恋には酔って然るべき』から得ました。今更ながらマンガってすごい。
この日は夫と…晩酌。
長江「メロン!メロンメロンメロンメロン!!え、二兎ってこんなに美味しいの?」
夫 「メロンなのかは分からんけど、これは美味しいかもしれん。ビールの代わりに飲むのもありかもしれんな」
最近ビールばかり飲んでいる夫にとっては最上級のおいしい表現です。でもそれくらいインパクトのある美味しさでした。
二日目は料理と一緒にいただいたのですが、なんとびっくり。今度は料理の味を引き立てる隠し味のりんごのようではありませんか…。
この二兎のコンセプトは『二兎追うものは一兎をも得ず』の二兎かと思いきや、『二兎追うものしか二兎を得ず』なんだそうです。裏のラベルにはこう書いてありました。
「味と香、酸と旨、重と軽、甘と辛、入りと後味、複雑と綺麗…。二律背反する二つのコトガラを最高のバランス味わいになるように造りました。」
マンガの中でもこのコンセプトが効いていて、仕事を追いかけたことで大事な人を手放してしまった男性に一緒に二兎を飲んでいた後輩が言うのです。
「こっからの人生は二兎追っていきましょうよ!仕事も恋も!」
くうううううううううう~~~~沁みるぜ。よ~し私も、仕事も家庭も追っていくぜ~~~~~!!!!!
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