「十四代」を飲みながら私たち大人になったね...幼馴染としみじみ? ~アナウンサー長江麻美の日本酒日記 #5~
日本酒大好きアナウンサー、テレビ愛知長江麻美が「アラサーのリアルな日本酒ライフ」をお届けするシリーズ「アナウンサー長江麻美の日本酒日記」。今回は幼馴染を酌み交わした一杯について語ります。
1歳半からの幼馴染と初めて日本酒で乾杯
私には1歳半の頃から高校までずっと一緒だった幼馴染がいます。つまり、記憶がある時点ではすでに家族ぐるみの付き合いでした。ほぼ30年一緒に成長してきた訳です。
ただ、私が高校卒業後に地元を出てしまったので、一緒に飲むという機会はかなり少なかったと思います。帰省したタイミングで年に2回か、3回か…。大体、ビールからのサワーか梅酒。もしくはちょっとおしゃれなお店でワインかサングリアといういかにも女子飲みをしていまいた。
そんな幼馴染と先日初めて日本酒で乾杯しました。し・か・も・・・ワイングラスに入った「十四代」で。
今回の一杯 十四代(高木酒造/山形県)
私は以前から十四代が大好きで何度か味わったことがあったのですが、幼馴染は初めての十四代だったようで、その感動たるや。
幼馴染「え、なにこれ!めちゃくちゃ美味しいじゃん!日本酒じゃないみたい!!」
長江 「本当、ワイングラスで出してくれるのも最高よね~」
十四代の何が好きかって、米の甘みと旨味をしっかり感じることと、あの華やかな香り…でも口の中でスッと消えていくので、また次の一口を口に含みたくなるんです。
だから、お猪口で飲むのもいいですが、ワイングラスでその果物のような香りをより感じながら飲むのも最高なんですよ。
長江 「結構飲んでるけど大丈夫?明日仕事だよね?」
幼馴染「だって、おいしいくて幸せなんだもーーーーーーーーーーーーーーーん!」
長江 「そりゃよかった(笑)…ってかさ!!このお店、名前に『十四代』って入っているくらいだから、よっぽど十四代推しなんだね~~~!!!」
幼馴染「え~~~確かに~~~美味しいわけだっ!!幸せすぎるーーーーーーーーーーーーー」
他にも美味しいお酒を沢山頂き、大盛り上がりの30歳。
ところが、ほろ酔いで店を出ようとしたとき、あることに気が付きました。
長江 「え、待って!お店の名前・・・『十八代 光蔵』って書いてある」
幼馴染「『十四代』じゃないじゃん!!」
長江 「やっば、恥ずかし。」
幼馴染「惜しいけどね。」
2人 「(爆笑)」
日本酒飲んでしみじみ・・・なんて、私たちには100年早かったみたいです。
今回の日本酒
十四代 (高木酒造/山形県)
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