出羽桜酒造とダンデライオン・チョコレートがコラボ！　「貴醸酒」とカカオによる大人の生チョコレートが誕生

ダンデライオン・チョコレート・ジャパン株式会社は、山形県の老舗酒蔵・出羽桜酒造株式会社とタッグを組み、新作スイーツ「シングルオリジン・生チョコレート 貴醸酒」を2026年1月17日に発売します。

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サンフランシスコ発のBean to Bar専門店と、山形を代表する老舗酒蔵。互いのクラフトマンシップが共鳴したコラボレーション第2弾です。今回のコラボでは、チョコレートと日本酒という異なる素材が完全に融合した「生チョコレート」として、新たな味覚の扉を開きます。

ぜいたくな「酒で仕込んだ酒」と、シングルオリジンカカオの出合い

今回の主役となるのは、出羽桜酒造の貴醸酒「SWeeeeeT MATURED」です。貴醸酒とは、仕込み水の代わりに日本酒を使って醸造するという、極めてぜいたくな製法で作られるお酒のこと。とろりとした濃密な甘みと、長期熟成による深いコクが特徴です。

開発チームは、この個性的なお酒に負けないパートナーとして、ダンデライオン・チョコレートが扱うカカオの中からインド産の豆を厳選しました。レモンやヨーグルトを思わせる爽やかな酸味を持つこのカカオと、貴醸酒の芳醇な甘み・うまみが混ざり合うことで、単なる「日本酒風味のチョコ」には留まらない、複雑で奥行きのあるマリアージュが完成しました。

口に含めば、なめらかな口どけと共に、カカオの酸味と日本酒の熟成香が一体となって広がり、長く心地よい余韻を楽しむことができます。

「ごまかしのきかない」ものづくりへの共鳴

異業種でありながら、両社を結びつけたのは「発酵」と「手仕事」への深いリスペクトでした。

日本酒造りにおける緻密な温度管理や発酵のプロセス、そしてBean to Barチョコレートにおけるカカオ豆の発酵・焙煎。どちらもわずかな調整が味わいを大きく左右するため、職人の感性と経験が何より重要視されます。

出羽桜酒造の結城純氏は、「原産地も素材も技術も異なる2つの発酵が日本で出合った。素材がシンプルだからこそ『ごまかしのきかない』誠実な製法が求められる」とコメント。また、ダンデライオン・チョコレートの山形幸氏も「手間を惜しまずつくり上げた小さな16粒」と自信をのぞかせます。

互いの工房を行き来し、試行錯誤の末に生まれた生チョコレート。シンプルだからこそ奥深い、日米のクラフトマンシップが融合した一品をぜひ、手に取ってみてください。

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