日本の「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録

  • 酒造りの切り返しの作業

日本酒や焼酎、泡盛が無形文化遺産に

ユネスコ=国連教育科学文化機関の政府間委員会は、日本の「伝統的酒造り」を無形文化遺産に登録することを決定しました。南米パラグアイで開催された会議で、日本が提案した日本酒や焼酎、泡盛について審議が行われ、全会一致で登録が決まりました。

日本の「伝統的酒造り」は、500年以上前にその原型が確立されました。米や麦を蒸す、こうじを作る、もろみを発酵させるといった技術は、地域ごとの風土に適応しながら発展し、自然や気候と密接に関わりながら伝承されてきました。
儀式や祭礼行事などでも重要な役割を果たしています。

今回の決定を受け、石破茂首相も「心から嬉しく思います。この伝統的な技術を守り、次の世代へ継承するとともに、今回の登録を契機に国内のみならず海外の方にも『伝統的酒造り』を知っていただき,地方創生や海外への更なる展開にもつながるよう、関係者の方々の取組を支援していきたい」とお祝いのメッセージを寄せました。

詳しくは
・文化庁ホームページ https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/94142301.html
・国税庁ホームページ https://www.nta.go.jp/taxes/sake/koujikin/index.htm

関連記事