「玉柏 純米大吟醸」(蔵元やまだ/岐阜)がフランス「Kura Master」で最高賞に輝きました!
フランス人のワインソムリエが選ぶ日本酒コンクール「Kura Master2023」(主催・Kura Master協会)の「日本酒コンクール」において、岐阜県・八百津町の合資会社山田商店(蔵元やまだ)「玉柏 純米大吟醸」が最高賞である「プレジデント賞」に輝きました。
Kura Master(クラマスター)とは
「Kura Master(クラマスター)」とは、2017年から開催されているフランスの地で行うフランス人のための日本酒コンクール。審査員はフランス人を中心としてヨーロッパの方々で、フランス国家が最高職人の資格を証明するM.O.F※の所有者をはじめ、フランスの一流のトップソムリエやバーマン、カーヴィストまたレストラン、ホテル、料理学校関係者など飲食業界のプロフェッショナルで構成しています。
※Meilleur Ouvrier de Franace(フランス国家最優秀職人章)。フランス文化の最も優れた継承者たるにふさわしい高度な技術を持つ職人に授与される称号。
「日本酒コンクール」では、総勢106名のフランスを代表するソムリエらが審査を行い、5部門(純米酒部門、純米大吟醸酒部門、サケ スパークリング部門、クラシック酛部門、古酒部門)の1,090銘柄から頂点を選びます。
Kura Master2023日本酒コンクールプレジデント賞 合資会社山田商店 代表取締役社長・山田一光さんのコメント
「Kura Masterはコンクール当初から挑戦し続けており、来年こそ、来年こそは!と挑み続けてようやく念願叶ったプレジデント賞の受賞です。この喜びは言葉に表すことができません。岐阜県という風土をはじめ、蔵人、生産者様、そして日本酒を愛してくれている多くの皆様に支えて頂き受賞することができました。この感謝の気持ちを忘れずにこれからも研鑽を磨いてまいります。」
審査委員長のコメント
「この日本酒は、銀色がかった清冽な輝きのある色をしていて、淡く美しい透明感があります。最初の香りはクリーンで芳香が強く、黄色い果実や花のようなアロマが広がります。空気に触れると香りが開き、パイナップル、マンゴー、パッションフルーツ、スズランなど、非常にエキゾチックな側面が広がります。そしてホワイトペッパーのような軽いタッチがブーケを完成させ、より複雑さが加わります。麗しく、魅惑的な香りです。味わいに関して、最初の瞬間はフレッシュでのど越しの良い日本酒が連想されます。ブーケは、根菜を連想させるアロマへと進化し、ホワイトペッパーのような側面が香りと響き合います。テクスチャーには岐阜の水らしさを感じ、ミネラル感がありダイナミックで個性に溢れています。フィニッシュは包み込むように心地よく、上品で存在感があります。料理に向かって呼びかけるようなバランスと個性を持つ日本酒であり、まさに美食家のための卓越した日本酒です。好奇心旺盛な上級ワイン愛好家のためのグルメな日本酒と言えるでしょう。」
日本酒コンクール審査委員長 Xavier Thuizat(グザビエ・チュイザ)
各コンクールカテゴリー別受賞数
※参考記事 PRTIMES https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000027.000035460.html
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