きき酒日本一を決める!「第43回全国きき酒選手権大会」が開催 7種類の日本酒を味や香りで判別

  • 第43回全国きき酒選手権大会

きき酒日本一を決める大会「第43回全国きき酒選手権大会」が11月9日、東京・赤坂インターシティコンファレンスで開催されました。日本酒の魅力や文化を広めることを目的に1981年にスタートしたこの大会は、年齢や性別、国籍を問わず日本酒ファンを対象に、各都道府県の代表者がきき酒試験に挑戦します。

▼関連記事はこちら
【唎酒師ライターが厳選】本当に美味しい日本酒15選

各部門の優勝者発表

「個人の部」では新潟県代表の伊庭洋さんが初優勝。「団体の部」では大阪府代表の北島和久さんと伊藤侑加さんが優勝しました。また、「大学対抗の部」では東北大学が、「社会人日本酒愛好会対抗の部」では、MJPM日本酒文化研究会がそれぞれ優勝しました。

大会の詳細と審査基準

  • きき酒競技

    きき酒競技

大会では、各都道府県の代表者が日本酒に関する筆記試験と7種類の日本酒を味や香りで判別する「きき酒」試験を実施。審査基準は「筆記試験」と「マッチング法」の2種類で、精緻な分析力が求められます。

日本酒文化の普及に向けて

日本酒造組合中央会の佐浦弘一副会長は「多くの日本酒愛好者が集まってくれたことを、うれしく思います」とコメント。ユネスコの無形文化遺産登録に向けた期待も語られました。

2024年に参加できなかった方も、2025年の大会にぜひ挑戦してみてください!

関連記事