世界一おいしい日本酒が決定!中田英寿氏らも携わる「SAKE COMPETITION2023」の表彰式が開催
世界最大級の日本酒コンペティション『SAKE COMPETITION(サケコンペティション)』。2023年の表彰式が、6月14日にザ・ペニンシュラ東京(東京都千代田区)で開催されました。
東京の酒販店「はせがわ酒店」が中心となって企画し、サッカー元日本代表の中田英寿氏らが携わり「ブランドによらず消費者が本当においしい日本酒にもっと巡りあえるよう、新しい基準を示したい」という理念のもと2012年からスタート。市販酒のみが対象で、審査は完全に銘柄を隠すブラインド方式。そのためどんなブランドでも1位をとるチャンスがある品評会です。日本酒ファンのみならず、国内外のバイヤーなどマーケットからもその結果は注目を集めています。
各賞と受賞した酒蔵を紹介
今年度は、出品数1,000点、出品蔵数335蔵の中から「純米酒部門」・「純米吟醸部門」・「純米大吟醸部門」・「SUPER PREMIUM 部門」の全4部門で審査を実施。また「Sakenomy Best Brewery of the Year」、「ダイナースクラブ若手奨励賞」、「JAL空飛ぶSAKE賞」も、司会のTBSアナウンサー・加藤シルビアさんから発表されました 。
純米酒部門
特定名称「純米酒」表示がされている清酒。また「特別純米酒」や「山廃純米酒」、「生もと純米酒」も出品可能。プレゼンターをつとめた酒場詩人の吉田類さんから受賞者に、リーデル特製トロフィーと盾が手渡されました。
(出品数:273点 / 予選通過:138点 /上位入賞酒28点)
1位「雪の松島 海 -KAI- ひとめぼれ 純米原酒」大和蔵酒造株式会社(宮城県)
2位「宝剣 純米酒 レトロラベル」宝剣酒造株式会社(広島県)
3位「楽器正宗 純醸」合名会社大木代吉本店(福島県)
4位「文佳人 純米酒」株式会社アリサワ(高知県)
5位「美丈夫 特別純米」有限会社濵川商店(高知県)
6位「雅楽代 〜玉響〜」天領盃酒造株式会社(新潟県)
7位「UGO AURORA」相原酒造株式会社(広島県)
8位「天上夢幻 旨口 特別純米」株式会社中勇酒造店(宮城県)
9位「宝剣 純米酒」宝剣酒造株式会社(広島県)
10位「仙禽 モダン仙禽 無垢」株式会社せんきん(栃木県)
1位に輝いた大和蔵酒造 代表取締役社長・山内信雄さん
「大変名誉ある賞をいただきまして、本当にありがとうございます。今回出品させていただいたお酒は、就任してまだ2期目の若手の杜氏から『こういう味わいの純米酒をつくりたい』という想いをぶつけてもらったもの。まだ駆け出しだが、杜氏の想いが酒の中に伝わったのだろうと、嬉しく思っております」
純米吟醸部門
特定名称「純米吟醸」表示がされている清酒。また「山廃純米吟醸」や「生もと純米吟醸」また「吟醸純米」など「純米吟醸酒」と判断できる表示でも出品は可能。プレゼンターをつとめたのは、撮影で訪れた山形県をキッカケに日本酒に魅了され、利き酒師の資格も取得したという女優の村川絵梨さん。村川さんから、受賞者にリーデル特製トロフィーと盾が手渡されました。
(出品数:343点 / 予選通過:175点 /上位入賞酒34点)
1位「雨後の月 純米吟醸 山田錦」相原酒造株式会社(広島県)
2位「亀泉 純米吟醸 吟麓」亀泉酒造株式会社(高知県)
3位「富久長 八反草 純米吟醸」株式会社今田酒造本店(広島県)
4位「今錦 純米吟醸 美山錦」米澤酒造株式会社(長野県)
5位「東洋美人 純米吟醸 50」株式会社澄川酒造場(山口県)
6位「伯楽星 純米吟醸」株式会社新澤醸造店(宮城県)
7位「峰乃白梅 純米吟醸」峰乃白梅酒造株式会社(新潟県)
8位「石鎚 純米吟醸 緑ラベル」石鎚酒造株式会社(愛媛県)
9位「渡舟 純米吟醸五十五」府中誉株式会社(茨城県)
10位「鉾杉 弓形穂 しずく純米吟醸酒」河武醸造株式会社(三重県)
1位に輝いた相原酒造 代表取締役の相原準一郎さん
「2013年以来の1位を獲得し、大変嬉しく思います。このお酒はレギュラーの純米吟醸として長く販売しているもの。こうした酒が1位を受賞できたこと、大変幸せに存じます。今後も努力してより美味しいお酒をつくれるよう頑張っていきたいと思います。ありがとうございます」
純米大吟醸部門
特定名称「純米大吟醸」表示がされている清酒。また「山廃純米大吟醸」や「生もと純米大吟醸」また「大吟醸純米」など「純米大吟醸酒」と判断できる表示でも出品は可能。プレゼンターをつとめたのは、プライベートでも全国各地の酒場を巡るほどお酒好きだというフリーアナウンサーの宇賀なつみさん。宇賀さんから受賞者にリーデル特製トロフィーと盾が手渡されました。
(出品数:333点 / 予選通過:171点 /上位入賞酒33点)
1位「大嶺2粒 火入れ 山田錦」大嶺酒造株式会社(山口県)
2位「雨後の月 純米大吟醸 愛山」相原酒造株式会社(広島県)
3位「三井の寿 純米大吟醸 福」株式会社みいの寿(福岡県)
4位「酔楽天 純米大吟醸 百田晴」秋田酒造株式会社(秋田県)
5位「東洋美人 壱番纏 純米大吟醸」株式会社澄川酒造場(山口県)
6位「磐乃井 純米大吟醸」磐乃井酒造株式会社(岩手県)
7位「会津中将 純米大吟醸 特醸酒」鶴乃江酒造株式会社(福島県)
8位「BRILLIANCE 亀の尾」加茂錦酒造株式会社(新潟県)
9位「賀茂金秀 純米大吟醸40」金光酒造合資会社(広島県)
10位「町田酒造35 純米大吟醸 premium」株式会社町田酒造店(群馬県)
1位に輝いた大嶺酒造 代表取締役社長の秋山剛志さん
「蔵を新設して5年。まさか今日1位をいただけると思っていなかったので、びっくりして何の言葉も出てこないのですが・・・。本当に感謝しています。諸先輩方の教えをいただいてここまで来ることができました。感謝申し上げます。先人の知恵を活かしながら、僕たちができる新しいことをしていきたいと思っております」
特別賞・スーパープレミアム部門
特定名称酒に限らず720mlで小売価格が10,000円(税別)以上、1800mlで15,000円(税別)以上の清酒。プレゼンターをつとめたのは、1位を獲得した「作」のふるさと三重県出身の歌手・Ms.OOJA(ミス・オオジャ)さん。受賞者にリーデル特製トロフィーと盾が手渡されました。
(出品数:51点 /上位入賞酒5点)
1位「作 智」清水清三郎商店株式会社(三重県)
2位「開運 純米大吟醸 諸法無我」株式会社土井酒造場(静岡県)
3位「外池 AUTHENTIC 純米大吟醸 袋吊り雫酒」株式会社外池酒造店(栃木県)
1位に輝いた清水清三郎商店 代表取締役の清水慎一郎さん
「(コロナ禍で)お酒が飲めない時代がこんなに長く続くと思っていませんでしたが、その間でも引き続きみなさんがお酒を応援してくれていたことがよくわかり、もっともっと美味しいお酒を届けていきたいと思いました。私たちはいつも食べているものと合わせられる、日々の生活の中で美味しいと思う酒をつくり続けていたいと思っております」
特別賞・ダイナースクラブ若手奨励賞
次世代の日本酒の造り手を応援する目的で 2016 年に創設。40 歳以下の最上位受賞酒蔵の醸造責任者に与えられ、ダイナースクラブ会員への紹介をはじめ販売拡大・商品 PR の面で支援されます。ダイナースクラブの日本代理店である三井住友トラストクラブの代表取締役社長 五十嵐幸司さんから受賞者にリーデル特製トロフィーと副賞のダイナースクラブ冊子への記事掲載特典が贈られました。
純米酒 部門1位:大和蔵酒造株式会社(宮城) 杜氏 関谷 海志(せきやかいし)さん
大和蔵酒造 杜氏・関谷 海志さん
「このような賞をいただき嬉しく思っています。我々がつくっている日本酒は、先人たちより脈々と引き継いできた技術の結晶。伝統を守り育み、継承できるよう今後も邁進してまいります。杜氏をはじめてまだ2年目。まだ飲んでいないお酒、行っていない酒蔵さんがたくさんあるので、見学に行かせていただきたいです。この場を借りてお願い申し上げます」と会場内の蔵元たちに呼びかけ笑いを誘い、会場内はあたたかい雰囲気に包まれました。
特別賞・JAL空飛ぶSAKE賞
純米3部門(純米大吟醸・純米吟醸・純米酒)の入賞蔵の中からその勢いとは裏腹に出荷量に限りがあり、国内でも希少性の高いお酒に対して海外の方にもぜひ知ってもらいたいという視点で選ばれる賞。期間限定で日本航空の国内線ファーストクラスと成田・羽田の JAL 国際線ラウンジで採用される予定です。三井住友トラストクラブの代表取締役社長 五十嵐幸司さんから受賞者にリーデル特製トロフィーと副賞の「JAL国際線ビジネスクラス航空券ペアチケット」が贈られました。
純米吟醸部門7位:「峰乃白梅 純米吟醸」峰乃白梅酒造株式会社 (新潟)
峰乃白梅酒造 代表取締役社長の高橋芳郎さん
「大変驚きました。全く予想していませんでした。純米吟醸に続いてJAL空飛ぶSAKE賞まで受賞し、こんな(光栄な)ことになってしまって。感謝申し上げます。コロナをきっかけに、昨年から輸出に取り組み始めました。海外の方向けには色々模索しているところです。会社を経営して6年。やっと見合う酒が出来つつあるなぁと。今後とも精進してまいります」
特別賞・Sakenomy Best Brewery of the Year
中田英寿さんが代表を務める株式会社 JAPAN CRAFT SAKE COMPANYが運営する日本酒ソムリエアプリSakenomyが選ぶ「Sakenomy Best Brewery of the Year」。中田さんより1位に輝いた高木酒造にリーデル特製トロフィーと副賞のリーデル純米グラス100脚が贈られました。
1位 高木酒造株式会社 「十四代」 (山形)
2位 新政酒造株式会社 「新政」 (秋田)
3位 阿部酒造株式会社 「あべ」 (新潟)
1位に輝いた高木酒造の社長・高木顕統さん
「高木です」とよく見知る仲間の蔵元を前に改めて名乗り笑いを誘い、場を和ませた後で、「ありがとうございます。このような素晴らしい名誉ある賞をいただきました。酒を造って今年で30年。「本丸」も同じく30年。節目の年に酒販店様、お客様から多大な支持を得てこのような賞を得られたこと、大変光栄に思います。これからも初心を忘れず、この賞を励みに1年目のつもりでやっていきたいと思います」
プレゼンター・中田英寿さんのコメント
「Sakenomyアプリをはじめて8年ほど。このたび賞をはじめて申請しました。一商品は1本の勝負でいけます。ですが銘柄、酒蔵となると、ブランディングや歴史に紐づく全ての商品において、どれだけレベルを保てるかにかかってくる。高木さんから30年という話がありましたが、高木酒造さんは400年を超える歴史があり、全国商品、地元商品すべてが消費者から高い評価を得ていることがこの結果に結びついていると思う。これからもまだまだ長い歴史が続くと思いますが、その思いをさらに未来に繋げるように頑張ってください」
受賞された皆さんにお話を聞きました!
相原酒造 代表取締役・相原準一郎さん
(純米吟醸部門1位、純米大吟醸部門2位、純米部門7位)
10年ぶりの1位受賞です。いかがですか?
相原さん
1位というのは時の運もあるので、すごく嬉しいです。今回は4点という出品数制限がかかり、出来のいい3点を出品しましたが、全てベスト10に入っています。特に2位を受賞した「雨後の月 純米大吟醸 愛山」の出来は良かった。純米部門7位をいただいた「UGO(ユージーオー) AURORA」は、息子がプロデュースした酒。地元広島の精米メーカー「サタケ」が推奨する真吟精米を採用し、クリアな酒に仕上がっているのも良かったのかな。
2013年に受賞した際との違いはありますか?
相原さん
当時は「十四代」「飛露喜」「磯自慢」「東洋美人」といった酒が上位を独占していて、うちや「作」はいつもその下位でした。1位がなかなかとれなかったから「嘘でしょう」って思いました。ブラインドテイスティング(ラベルや銘柄を伏せた利き酒)では、アルコール15~16度の原酒の方がインパクトがあり有利。その中でうちが開発したアルコール13度原酒で1位を取ったのが、特別嬉しかったのを覚えています。さらに今回嬉しかったのは、宝剣酒造、金光酒造、今田酒造本店と、広島からベスト10に入った酒が7つも。広島の酒が注目されるキッカケになるかもしれない。そうなるように私たちも頑張りたいと思います。
コロナ禍を経て、4年ぶりのサケコンペティション開催でしたね。
相原さん
1位を受賞すると、お酒が足りんようになるくらい需要が高まるんです。だけどコロナ禍で今回は、酒類提供に規制がかかっていた2~3月のうちに米の発注を済まさなければならない事情がありました。そんな作らんでもええじゃろ、と原料米を買い控えたが、徐々に復活の兆しが見えて。その時点で米の追加確保に動いたけれど、晩生の山田錦などは収量が豊富ではなく、「雨後の月 純米吟醸 山田錦」は生産量がかなり少ないのでどうしよう、と(笑)他の酒も手に取ってもらうことで、総合的にブランド評価が上がることを期待しています。
【参考】2023年 広島県の受賞酒一覧
純米酒部門 2位 宝剣酒造株式会社 宝剣 純米酒 レトロラベル
純米酒部門 7位 相原酒造株式会社 UGO AURORA
純米酒部門 9位 宝剣酒造株式会社 宝剣 純米酒
純米吟醸部門 1位 相原酒造株式会社 雨後の月 純米吟醸 山田錦
純米吟醸部門 3位 株式会社今田酒造本店 富久長 八反草 純米吟醸
純米大吟醸部門 2位 相原酒造株式会社 雨後の月 純米大吟醸 愛山
純米大吟醸部門 9位 金光酒造合資会社 賀茂金秀 純米大吟醸40
大嶺酒造 代表取締役社長・秋山剛志さん
(純米大吟醸部門1位)
今回受賞した「大嶺2粒 火入れ 山田錦」について教えてください。
秋山さん
造り続けている酒で、13年がかりでバランスを調整してきました。フルーツの香りがして、甘みがあるけど、酸も立ち不思議と後口がキレる。白見魚とも合わせられる酒です。酒としてのバランスも追求しながら、食事と合う酒も目指したのがこの数年の「大嶺2粒 火入れ 山田錦」です。
仕込み水は、「別府弁天池」の水なのだそうですね?
秋山さん
そうです。元は汲んで来て使っていましたが、新蔵を建設してからは池と近くなり、同じ水脈の水を使っている形です。“高カルシウムの軟水”という大変珍しい水。カルシウムが高いと普通は硬水に振れる場合が多いですが、カルスト台地と別の山との中間地点にあるため、カルシウムは高いが、他の鉱物が入っていない軟水になっています。酵母の働きを活性化してくれるので酒造りに適していて、ここでしかできない酒が完成します。地域にも恵まれていますね。
受賞をどう活かしていきたいですか?
秋山さん
現在30名ほどいる蔵のメンバーの励みにしたいです。「美味しい」と言ってきてくれたお客様たちが、この賞をいただくことで「自分たちの舌は間違っていなかった」と思えるはずです。社員としてもやってきたことが正しかったんだ、と思える基準をいただくことが出来ました。
大和蔵酒造 杜氏・関谷海志さん
(純米酒部門1位、特別賞・ダイナースクラブ若手奨励賞)
平成8年(1996)に誕生した新しい酒蔵。失礼とは存じますが、正直言って受賞蔵としてノーマークでした。
関谷さん
我々も呼ばれないと思っていました。もしかして入ってないのに呼ばれたのかな!?って思ったくらいです。部門の最後(1位)に呼ばれ、本当にびっくりしました。
純米酒1位受賞の際に、社長から“杜氏は2年目だ”と話がありました。
関谷さん
東京農大醸造学部を卒業して、2014年新卒で入社しました。大学の同期には、赤武酒造の古舘龍之介、浦里酒造店の浦里知可良、高木酒造の高木一歩らがいます。長年勤めた南部杜氏に代わり選任されたのが私。まだ杜氏2期目です。製造メンバーは私を入れて6名。麹担当2名、私がもろみ担当で、ろ過1名、蒸米機1名、酛担当1名。年齢的には、私より若い子がひとりいて、あとは50代のメンバーです。
受賞された「雪の松島 海 -KAI- ひとめぼれ 純米原酒」は、“杜氏が作りたい酒だった”という話がありましたが。
関谷さん
はい。製法は変えていませんが、搾りたての炭酸ガスや風味が逃げないように、火入れ※1のためパストライザー※2を導入して、上槽したその日に瓶詰めするようにしました。普段「きょうかい9号酵母」を使用することが多いのですが、同期の「霧筑波(浦里酒造店)」からインスピレーションを得て「小川10号酵母」を使用しました。「霧筑波」ではすごく華やかな香りがしますが、うちの場合は落ち着いた雰囲気に。そして今年で3年目になります、私たちの酒蔵がある宮城県黒川郡大和町産のひとめぼれを使用しています。食用米なので、麹も作りにくく、溶けず粕歩合も高かったですが、受賞したことで自信に繋がりました。今後も邁進してまいります」
※1火入れ・・・瓶または蛇管などに入った日本酒を、60℃~65℃で一定時間湯煎する作業のこと。日本酒の大敵である火落菌を死滅させ、さらに液体内のその他の酵母の動きを止めることで味わいを一定に保つことを目的としている。
※2パストライザー・・・低温充填した日本酒をベルトコンベアで移動させながら瓶に向かってシャワーを浴びせ、設定した温度まで徐々に上げていき熱殺菌させ、その後、徐々に設定温度まで下げてから排出させる装置。
受賞酒、受賞蔵のその他の日本酒もぜひチェックしてみて!
受賞した酒は毎回、日本国内だけでなく世界中から注目を集め需要が殺到します。生産量が少ない酒もありますが、「購入することができる市販酒だけが出品される」というのがこのコンテストの最も良いところ。酒販店の売り場やECショップなどで、チェックしてみてください。
また厳正な審査を勝ち進み「SAKE COMPETITION」で受賞した酒、上位入賞した酒、決審に残った酒をつくることができた酒蔵は、日々研鑽を続ける確実な技術力を持っている蔵である、と証明されました。受賞商品以外にも、同じ酒蔵でつくられた他のスペックのお酒もぜひ手に取って飲んでみてください。多くの人たちが「SAKE COMPETITION」をきっかけに日本酒を手に取り、日常的に日本酒を楽しむ光景が当たり前になりますように。
関連記事