「敷嶋」の蔵開きは特別な時間と特別な空気に溢れていました!~アナウンサー長江麻美の日本酒日記#14
日本酒大好きアナウンサー、テレビ愛知長江麻美が「アラサーのリアルな日本酒ライフ」をお届けするシリーズ「アナウンサー長江麻美の日本酒日記」。今回は4月初旬に訪れた蔵開きイベントを楽しんだお話です。
「敷嶋」の蔵開き「亀崎酒蔵祭」に行ってきました!
4月初旬、テレビ愛知の日本酒好き部長に連れられ、酒蔵さんの蔵開きイベントに行ってきました!
「敷嶋」を醸す伊東株式会社さんの蔵開き「亀崎酒蔵祭」です。愛知県半田市亀崎町で造られている日本酒「敷嶋」(伊東株式会社)は、一度途絶えたものの、9代目伊東優さんがゼロから復活させたお酒。その酒蔵開きが行われたのです。
「敷嶋」を復活させた9代目伊藤優さんのインタビュー記事はこちら
創業時から使われてきた古い蔵の建物の一部をこの日のために大改修されたそうで、ヒノキのいい香りに包まれていて、初めて私が敷嶋を飲んだ時にほんのり木の香りを感じたことを思い出しました。あ…ここで造られた敷嶋だからあの香りだったのか!と。
そして何より驚いたのは溢れんばかりの人の多さ。何百人というレベルではありません。あとから聞いたら3千人ほどの日本酒好き、敷嶋ファンが集まったのだそうです。
ちなみに、「SAKETOMO」ライターのswindさんにもお会いしました。なんと、マイお猪口を首から下げていました。さすがすぎます。笑
ファンも地元の人も待望していた酒蔵の復活!
一度途絶えたものの、21年の時を経て、亀崎の地で復活した『敷嶋』。ほろ酔いの地元の方が何気なく話してくれた言葉がなんだかぐっときました。
「この蔵はずっと閉めていてもうダメなのかなと思っていたから、きょうは本当に嬉しいんだ」
敷嶋は確かにとても美味しい日本酒です。ただ、それだけじゃない魅力を感じました。きっと私はこれから、敷嶋を飲んだら思い出すと思います。蔵の中で嬉しそうに敷嶋を飲む地元の人の顔や、想定以上の盛況ぶりに走り回る伊東さんの顔を。
あーいい時間、いい空気、いいお酒だったなあ。
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