【イベント】愛知・岐阜の13酒蔵がダム貯蔵酒を引っ提げ集結！ 「ダムSAKEフェスタ～ここから始まるダム酒脳会議」5月名古屋で開催
“愛知・岐阜の日本酒×ダム”の1年がかりのプロジェクトが始動。そのスタートとなるイベント「ダムSAKEフェスタ～ここから始まるダム酒脳会議」が、2023年5月3日（水）4日（木）、名古屋のど真ん中で開催されます。「ダム酒」とはどんなお酒？どんなイベント？プロジェクトを中心になって推進する関谷醸造の杜氏・宮瀬直也さんにお話を伺いました。
「ダムSAKEフェスタ」とは？
愛知・岐阜の13酒蔵が地元４つのダムとタッグを組み、1年間ダムで日本酒を貯蔵するプロジェクトがスタート。今回のイベントでは、ダムで寝かせる直前の日本酒を楽しむことができます。1年後どんな味わいに変化するのか想像しながらお酒を楽しみ、そして来年その答え合わせをする・・・、なんともロマン溢れるイベントです。ダムの展示ブースもあり、風景を感じながら日本酒を味わうことができるのもポイントです。
「ダム酒フェスタ」イベント概要
イベント名 ダムSAKEフェスタ～ここから始まるダム酒脳会議
開催日時 2023年5月3日（水）11:00～18:00
2023年5月4日（木）11:00～17:00
会場 Hisaya-odori Park（ヒサヤオオドオリパーク）テレビトーヒロバ
チケット 試飲にはスターターセットが必要
前売り：1,500円
当日券：2,000円
※なくなり次第終了
※イベント限定お猪口、5杯分の試飲、和らぎ水付き
★チケットの購入は「チケットぴあ」（Pコード：650-220）
ウェブ購入はこちらから
参加するのは愛知・岐阜の4つのダム
- 矢作ダム（愛知県）
- 丸山ダム（岐阜県）
- 阿木川ダム（岐阜県）
- 小里川ダム（岐阜県）
参加するのは愛知・岐阜の13酒蔵
〇愛知県・豊田市
浦野合資会社 関谷醸造株式会社 豊田酒造株式会社 中垣酒造株式会社
〇岐阜県八百津町
蔵元やまだ 花盛酒造株式会社
〇岐阜県瑞浪市
中島醸造株式会社 若葉株式会社
〇岐阜県恵那市
岩村醸造株式会社
〇岐阜県中津川市
恵那醸造株式会社 有限会社大橋酒造 はざま酒造株式会社 山内酒造株式会社
「ダム酒」とはどんなお酒？関谷醸造の宮瀬杜氏に聞きました！
ダムで貯蔵させた日本酒はどんな味わいになるのか。プロジェクトを中心になって推進する関谷醸造の杜氏・宮瀬直也さんに聞きました。
ダムで日本酒を貯蔵させるとどのような味わいになるのでしょうか？通常酒蔵で貯蔵するのとの違いは？
宮瀬さん
空調設備が整った酒蔵なら、年間通して同じ温度で保管できますが、すべての蔵がそうできるわけではありません。日本酒にとって「温度変化」というのは、ものすごくストレスになります。低温がいいというわけでなく「一定」ということがとても重要です。その点、ダムの中は年間通して温度が10度から15度一定なので、お酒にストレスを与えることなく、いい熟成をしてくれるということです。電気代もかからないので「天然の冷蔵庫」ともいわれます。
ストレスがないと、角がとれて味がまろやかになります。温度ムラがあると老香という嫌な香りが出たり、紫外線が当たることで着色してしまったりするのですが、ダムの中は冷暗所なので、温度変化も光の影響もないんです。
ダムのどんな場所で貯蔵するんでしょうか？
宮瀬さん
点検トンネルの一角をお借りします。
来年は、今回ダムで貯蔵した日本酒を楽しむイベントを開催するということですか？
宮瀬さん
はい。来年の開催は決まっています。ですので、例えばマニアックな方などは、今回ダムに入れる前のお酒を買っておいてご自宅で1年置いておいて、来年のイベントでダムで寝かせたお酒と自宅で置いておいたお酒を飲み比べてみる、っていうのもいいんじゃないかと思います。
矢作ダムではすでに3年ダム酒を作っているのですが、結果はいいなという実体験はあります。
イベントに参加される方にどのように楽しんでいただきたいですか？
宮瀬さん
「ダム」というキーワードで酒蔵が集結するので、今までになかった酒蔵のラインナップになっています。普段このようなイベントに出ない酒蔵さんもいらっしゃるので、新たな発見があると思います。またダムという風景を感じることができるというのも新しい価値があるような気がしています。
「ダム」というキーワードのもと、愛知・岐阜の酒蔵が集う今までにない切り口の日本酒イベント。たくさんの新しい発見がありそうです。今年のゴールデンウィークの予定に加えてみては？
イベントのお問い合わせは
ダム貯蔵酒サミット実行委員会 mgwatarai+dm@gmail.com
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