「伝説の生酒」が我が家にやってきた!「醸し人九平次うすにごり生酒」~アナウンサー長江麻美の日本酒日記#9~

日本酒大好きアナウンサー、テレビ愛知長江麻美が「アラサーのリアルな日本酒ライフ」をお届けするシリーズ「アナウンサー長江麻美の日本酒日記」。今回は長江アナが待ち望んでいた伝説の生酒を楽しんだ話です。

今日の一杯は『醸し人九平次うすにごり生酒』(萬乗醸造/名古屋市緑区)

  • 一升瓶を手にする女性

    醸し人九平次うすにごり生酒

これは年に1度、2月中旬ごろに完全予約制で萬乗醸造から販売される伝説の生酒です。搾りたてが出荷され、瓶の中でも味わいが変化していくため、迎え入れる私たちも真剣勝負です。 

その日は突然やってきました。飲食店を営んでいる伯父から1本譲ってもらえることになったのです。我が家に『醸し人九平次うすにごり生酒』がやってきたとの一報を受けて勤務終了後、慌ててスーパーに駆け込みました。最高のお酒には最高のおつまみがなければお酒に申し訳ない…。でも、1秒でも早く飲みたい…。そんな葛藤から、とにかく簡単にできて日本酒に合うおつまみの材料を調達しました。

  • 食卓にずらりと並んだ料理

    食卓の様子 ※角煮と豆腐は伯母がくれました。

音も良い!「醸し人九平次うすにごり生酒」

家に帰り、光のスピードでおつまみを作り、いよいよ食卓につこうとしたその時!!

長江「あーーー!もう栓開けちゃったの?」
夫 「うん」
長江「ポンって音した?????」
夫 「え、聞いてなかった」
長江「えーーーーーーーーーー!その音が聞きたかったのに!!!」

生酒は瓶の中でも発酵しているため栓を開けるときに「ポンッ」というなんとも心地よい音がするのです。危うく夫婦喧嘩になるところでした。皆さんはこの音、聞き逃さないようにしてくださいね。

「生きとる!!」を感じるお酒

いざ、かんぱーーーーーい!

  • 醸し人九平次の瓶とお猪口

夫 「おお、ピリピリってする」
長江「酵母が生きとるもんね」
夫 「うまいね」

口に触れた瞬間からピリピリ感があり、舌の上で心地よい痺れを感じていると、ゆっくりと鼻から華やかな香りが抜けていきました。後味にふわっと甘みを感じたのですが、本当にふわっとだったので、「あれ?今の何?」とまた次の1杯を飲みたくなる。そんなこんなで全部飲み干しそうになりましたが、半分は残しておきました。

  • お猪口を手にする女性

なぜならこの日本酒は時間が経つと味わいが変化するという特徴があるから。1週間後、また日記書きますね♪

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