日本酒に合うコンビニおつまみ9選！セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートでグルメライターが厳選

コンビニはおつまみの宝庫！

最近は家飲みの機会も増え、自宅で日本酒を楽しむ機会も増えてきました。お店で飲む日本酒も美味しいですが、自宅でのんびりしながら飲む日本酒の味わいもまた格別。気楽さゆえについつい飲みすぎて......なんていうこともあるかもしれません。

そんな家飲みでの悩みの一つが「おつまみ」。
日本酒に合う美味しいおつまみは欲しいものの、外飲みとは違って自分でおつまみを用意するとなると少し面倒。とはいえ、いつも乾き物やスナック菓子というのも少々味気ない面があります。

せっかく日本酒を飲むなら美味しいおつまみも欲しい、でも家で気軽に飲むなら出来れば簡単に済ませたい。そんな希望を叶えてくれる場所が「近所のコンビニエンスストア」なのです。

コンビニで売っている様々な食品は見方を変えれば「おつまみ」の宝庫！ 普段見慣れている商品でも、日本酒に合わせるとアッと驚く「おつまみ」に変貌するポテンシャルを秘めているものがたくさんあります。

そこで今回は、作家、ライター、そして名古屋めし料理家として3足のわらじを履いて活動している美味しいものが大好きな Swind が、家飲みをさらに楽しくする「コンビニで買える日本酒のおつまみ」を合計9つご紹介します。

コンビニ食品を活用すれば家飲みライフを簡単にワンランクもツーランクもアップさせることができます。自由な発想で自分好みのおつまみをぜひ見つけてください！

冷酒や冷や酒に合わせたい！ 定番ホットスナック3選

日本酒のおつまみを探しにコンビニに行くなら、まずはレジ前！ 店頭で調理された充実のホットスナックはおつまみにピッタリなものばかりです。
今回はいつでも買える定番ホットスナックの中から「冷酒や冷や酒」に合う Swind お気に入りの商品を3つ選びました。

セブンイレブン 豚肉と筍の春巻（税込100円）

セブンイレブンの春巻きは何と言っても「皮」のパリパリ感がスゴイ！ 温かいうちはもちろん、持ち帰る間にちょっと冷めてしまってもシナシナにならずにパリッパリがキープされているんです。中から飛び出てくる豚肉、筍、春雨などを旨味たっぷりに仕上げた具材もとっても美味。キリッと冷やした淡麗辛口の日本酒が良く合います。

ローソン からあげクン 瀬戸内レモン味（税込238円）

ローソンの大定番ホットスナック「からあげクン」が最初に発売されたのはなんと1986（昭和61）年！昭和から平成、そして令和と時代が変わっても楽しまれている超ロングセラーホットスナックです。
現在は「レギュラー」「レッド」「北海道チーズ味」「瀬戸内レモン味」の4つが定番の味として販売されていますが、その中でも日本酒に合わせるなら「瀬戸内レモン味」がおすすめ。ほのかなレモンの風味とさっぱりとした塩味のからあげクンが日本酒の美味しさをいっそう膨らませます。どんなタイプの日本酒にも合いますが、特にやや甘口な口当たりのよい日本酒と好相性です。

ファミリーマート 鶏つくね串（税込140円）

美味しいホットスナックがいっぱいのファミリーマートの中でも特に人気が高い「鶏つくね串」も日本酒のおつまみにピッタリな一品です。ボリューム満点なつくねは鶏皮と玉ねぎが入ったジューシー仕上げ。ふんわりとした食感の中にもしっかりとした食べ応えがあり、これ1本で日本酒がどんどん進んでしまいそうです。味がしっかりしているので旨口の日本酒にも良く合います。

熱燗に合わせたい！ポッカポカに温まる惣菜系おつまみ3選

バリエーション豊富なコンビニ惣菜にもおつまみにピッタリなものがたくさん！その中でも今回は熱燗に合わせたいポカポカに温まるアイテムを3つセレクトしました。どれも電子レンジでチンするだけで食べられるので手間いらずです。

セブンイレブン 味しみ鶏大根（税込432円）

じっくり炊かれて柔らかに仕上がった鶏肉と大根、そして美味しい煮卵がセットになった炊き合わせ系の和惣菜おつまみ。厚切りの大根には味がしっかりと中まで染みこみ、口に含むとジュワーッと美味しさが溢れてきます。しっかりと出汁が染み渡り鶏肉や煮卵も、ほっとする味わい。熱燗とこれがあれば身も心もポッカポカ間違いなしです。

ローソン どて煮（税込300円）

濃厚な味わいがたまらない名古屋めしの定番「どて煮」を扱っているのはローソン。他地域では牛すじが使われることが多いどて煮ですが、名古屋エリアでは豚の小腸を甘口に仕立てた豆味噌ベースのつゆで煮込んだものが定番です。じっくり炊かれた豚もつはとろけるような柔らかさ。一緒に入っているこんにゃくにも八丁味噌や豚モツから出た旨味がたっぷりと染みこんでいます。せっかくなら愛知県のお酒に合わせたい一品です。

ファミリーマート 豆腐と玉子の辛旨スープ（税込398円）

日本酒のおつまみを選ぶときにヒントになるのが「ご飯に合うものは日本酒に合う」の法則。ご飯と愛称がよい者であれば、米を原料とする日本酒に合わない理由はありません。例えばファミリーマートの「豆腐と玉子の辛旨スープ」もその一つ。スープに熱燗？と驚くかもしれませんが、「豆腐と玉子の辛旨スープ」はとっても具だくさんなのでおつまみにピッタリなんです。辛旨なスープをたっぷり吸った豆腐と日本酒の相性は抜群。どれだけ寒い日でもすぐにポッカポカになることでしょう。

ちょっと良い日本酒に合わせたい！ レンチンで出来るプチアレンジおつまみ3選

ちょっと良い日本酒が手に入ったらおつまみもワンランクアップしたいですよね。とはいえ、出来るだけ手間をかけたくないのが正直なところでしょう。そこで、コンビニだけで調達出来る食材を使って「電子レンジでチンする」だけで出来る“絶プチ”アレンジおつまみを3つ考えました。スパークリングや吟醸系の日本酒などにもぴったりです。

サラダチキンジャーキー（セブンイレブン 糖質 0ｇのサラダチキンスモーク＋黒胡椒）

高タンパク低カロリーですっかり定番商品となったサラダチキンですが、実は電子レンジでチンするだけでおつまみにピッタリなジャーキーにすることができるんです。
作り方もとっても簡単。サラダチキンをやや平たい形に手で割いてお皿に並べたら、電子レンジで片面3分程度ずつ温めるだけ。仕上げにたっぷり粗挽き黒胡椒をかければ出来上がり。

セブンイレブンの「糖質0g のサラダチキン スモーク」で作ると燻製のようなスモーク風味と粗挽き黒胡椒のはじけるような辛味がピッタリ！ 甘口のスパークリング日本酒と合わせるとどんどんお酒が進みます。

大豆チップスナチョス（ローソン トマトガーリックの大豆チップス＋とろけるスライスチーズ＋ケチャップ）

ナチュラルローソンブランドで発売されている「トマトガーリックの大豆チップス」にケチャップをかけ、さらにとろけるチーズをのせてから電子レンジで30秒～1分程度温めれば、あっと言う間に大豆チップスナチョスの出来上がりです。

華やかな香りとフルーティーな味わいが特徴の吟醸系の日本酒はこうした洋風おつまみとの相性も◎。
手軽にオシャレ気分を味わうことが出来ます。

台湾揚げなす（ファミリーマート 麺屋こころ 〆のまぜ飯＋乱切り揚げ茄子）

最後に紹介するのは名古屋めし料理家らしく「THE 名古屋めし」なプチアレンジおつまみ。ファミリーマートのファミマルブランドで発売されている「麺屋こころ 〆のまぜ飯」と冷凍商品の「このまま使える乱切り揚げなす」をお皿に盛り付けて3分程度レンチンし、仕上げに卵黄を載せれば最高の旨辛おつまみ「台湾揚げなす」の出来上がりです。

旨辛の台湾ミンチとジュワッとジューシーな揚げなすの取り合わせは正に抜群。濃厚な卵黄の旨味がまろやかに包み込んでくれます。パンチの効いた味わいをスパークリング日本酒でサーッと流すも良し、旨味たっぷり濃口の日本酒とぶつけるも良し。いろんなタイプの日本酒で試したくなる味わいです。

コンビニ食材で家飲みをもっと楽しもう

今回はセブンイレブン・ローソン・ファミリーマートの大手コンビニ3社の商品から、日本酒にぴったりなおつまみを合計9つご紹介しました。コンビニ食材を上手に活用すれば家でも気軽に日本酒を楽しめます。家飲みならではの楽しみ方、ぜひ見つけてみてください。