上野・アメ横で昼飲み! 日本酒を飲めるお店を、お散歩しながら巡ってみた
東京駅から一駅で行ける、上野。上野もまた新幹線が停まる駅でもあり、いつでも多くの人で賑わっています。国立美術館や上野動物園、東京文化会館など見どころが多い上野ですが、上野といえば外せないのが「アメ横商店街」。立ち飲みや外で飲めるお店も多く、お酒好きにとっては特に魅力的なエリアです。今回は、そんなアメ横でお昼の日本酒はしご酒を楽しんでみました。
昼夜問わず多くの人々で賑わう「アメ横商店街」とは
上野といえば、アメ横こと「アメ横商店街」が有名。アメ横商店街は、JR上野駅とJR御徒町駅のあいだに位置する商店街です。約500メートルの商店街のなかに、400店舗あまりが軒を連ねます。飲食店やお土産屋さん、八百屋さんなど、お店の種類もさまざまです。
第二次世界大戦直後、統制物資が底をつくなか、東京都内では新宿、池袋、有楽町などの各地で闇市ができたのだとか。アメ横は、当時の闇市形態の発展系として残る、数少ない商店街のひとつなのだそう。
ちなみに「アメ横」という名前の由来は諸説あります。ひとつが、アメリカからの船来品が多かったことから「アメリカ横丁」の意味であるという説。もうひとつが、飴屋が多かったことから「飴屋横丁」が転じて「アメ横」となった説です。
現代のアメ横は昼から飲める居酒屋も多く、飲み歩きにはもってこいのエリアです。
アメ横をぶらりと歩きながら昼飲み!気になるお店3軒を訪ねてみた
実際に上野に降り立ち、アメ横やその周辺を歩きながら日本酒を堪能してきました! ランチついでに飲めるお店から立ち飲みのお店まで、3軒のお店を巡ってきたので、その様子をお届けします。
お蕎麦と日本酒でランチ飲み◎「TOWA 麦酒と日本酒と蕎麦」
まず訪れたのは「TOWA 麦酒と日本酒と蕎麦」。アメ横の入り口付近、レストラン「じゅらく」の隣に位置します。その名のとおり、お蕎麦とビールや日本酒を楽しめるお店です。
ほぼ開店時間と同時に入店しましたが、すでにランチに訪れているお客さんが数人。テーブル、カウンターの両方があり、ひとりでふらっと立ち寄るにも、複数人でランチに訪れるのにもちょうどよさそうです。店内BGMはJAZZが流れていて、なんだかおしゃれな雰囲気でした。
カウンター席に座ると、目の前のショーケースには日本酒がズラリ! ビールのサーバーもたくさん並んでおり、圧巻です。
「ビールもいいなあ」と少し浮気心が芽生えましたが、やはりここは日本酒で。「南部美人 特別純米酒/株式会社南部美人(岩手県)」をチョイスしました。
日本酒は一合か半合(90ml)かを選べます。ひとりで飲むのに一合は少し多いため、少なめの量でも楽しめるのは嬉しいポイントです。南部美人はほどよく甘みがありますが、後味はスッキリ。ほのかにフルーティーな香りも感じます。
食事は「鴨せいろ蕎麦」をチョイス。鴨の脂にスッキリとした日本酒が相性抜群です。鴨肉は分厚くて食べ応えがあり、よいお酒のアテになってくれました。お蕎麦もコシがあって、とても美味しくいただきました。
蕎麦湯もいただき、おつゆを割ってチビチビといただきます。これがまたお酒とよく合い、締めのスープ代わりにしようと思ったつもりが、なかなか締まりません。
今回はお蕎麦と日本酒を楽しみましたが、「TOWA 麦酒と日本酒と蕎麦」はおつまみメニューも豊富。次に来るときは、お酒とおつまみを堪能したあと、締めにお蕎麦をいただくのもよいかも、と思いました。
ランチついでに1杯飲みたいときに、ぜひ足を運んでみてください。
<店舗情報>
住所:東京都台東区上野6-11-12 2F
アクセス:「京成上野駅」より徒歩約2分
JR「上野駅」より徒歩1分
営業時間:月水木金 11:30〜15:00(L.O. 14:30)/17:00〜23:00(L.O. 22:00)
土 11:30〜23:00(L.O. 22:00)
日祝 11:30〜21:00(L.O. 20:00)
定休日:火、元旦
Web:https://www.instagram.com/towa_craftbeer/
電話番号:050-5597-5023
「呑める魚屋」がコンセプト?! 「魚草」
アメ横をしばらく歩くと、多くのお客さんが集まっている立ち飲み屋が。ここは「呑める魚屋」をコンセプトとする「魚草」。日本酒好きの知人からおすすめされ、気になっていたお店です。ひとり飲みには慣れているけれど、このようなオープンスタイルの立ち飲みはまだあまり経験のない私、ちょっとドキドキしながら立ち寄ってみました。
時刻は正午すぎ。まだ開店したての時間帯のようでしたがすでに大盛況で、隣には海鮮丼を勢いよく頬張る女性が。目の前にはメニューの札がたくさん掲示されています。
なにを注文しようか迷い「スッキリ系のおすすめの日本酒を」と店員さんにお願いしたところ、「雁木、いきましょうか!」と注いでくれました。
「雁木/八百新酒造株式会社(山口県)」の名前は何度も聞いたことがあったけれど、実は飲むのは初めてです。ほんのり甘みも感じますが、クセがなくてさっぱりとしていて、お魚にとても合いそうだと感じました。
おつまみには「刺盛り」を注文。6種のお刺身が盛り付けられています。さっぱりとした日本酒と、鮮度のよいお魚が最高の組み合わせです。特に美味しかったのが、サワラとケンサキイカ。サワラはお塩が振ってあり、ケンサキイカも「お塩で食べるのもおすすめ」と教えてもらったので、あえて醤油ではなくお塩とワサビでいただきました。
お塩で食べると、お魚本来の味がよりダイレクトに分かります。「雁木」は香りも味わいも主張しすぎないので、繊細なお刺身を邪魔することなくバランスのよい組み合わせだと感じました。
お客さんが入れ替わり立ち替わり訪れ、私が食べ終わる頃には、お店は満席に。順番待ちも発生していましたが、近くには姉妹店の「魚塚」もあるとのことです。
こだわりの魚料理と日本酒を楽しめる「魚草」、日本酒好きな人であれば、ぜひ順番待ちをしてでも訪れてみてほしいお店です。
<店舗情報>
住所:東京都台東区上野6-10-7 アメ横プラザ
アクセス:「京成上野駅」より徒歩約4分
JR「上野駅」より徒歩約4分
営業時間:12:00〜19:30(列への並びは11:55から)
定休日:第2水
Web:https://www.uokusa.jp/
電話番号:03-4400-3264
炉端焼きと日本酒を楽しめる「ご縁もん 上野本店」
最後に訪れたのは「ご縁もん 上野本店」。こちらは、アメ横の1本隣の通りである「上中(うえちゅん)」にあるお店です。海鮮や炉端焼きがイチオシの、2025年5月にオープンした比較的新しいお店です。
店内は広々としていて、落ち着いた雰囲気。この日は開放感がある1階の吹き抜けの席に案内していただきました。2階にはテーブルと掘りごたつ、3階には個室もあるとのことで、宴会や会食にも利用できます。
ちなみに、1階にはカウンター席もありました。ひとりで静かに飲みたい人は、こちらもよさそうです。カウンターには新鮮なお魚が並べられており、まるで市場のよう。
まずは、日本酒を注文。全国各地のあらゆる日本酒が取り揃えられています。
飲んだことがない銘柄に挑戦するか、好きな銘柄を注文するか……。迷いに迷って「水芭蕉 純米吟醸/永井酒造株式会社(群馬県)」をチョイス。上品な味わいで大好きなのですが、意外と居酒屋ではあまり見かけないので、メニューにあるとつい注文してしまいます。
少し甘めの味わいで飲みやすく、華やかな香りが漂います。お酒単体でもスルスル飲める美味しさです。日本酒の量は、90ml(半合)、120ml、180ml(一合)の3つから選べます。
せっかくなので、おつまみは「ご縁もん四大名物」のなかから。まずは「特大エビ」を注文しました。
大きなエビが丸々一尾炙ってあり、香ばしい香りが漂います。これは、日本酒に合わないわけがありません。一緒に提供してくれた手袋をはめて殻を剥き、かぶりつきます。
身は噛めば噛むほど旨みが増し、頭の部分には濃厚な味噌が。あっという間に日本酒がなくなってしまいそうです。
続いて「野菜串3種盛り」を。味付けはタレと塩を選ぶことができ、私は素材の味をしっかり楽しみたいので塩でいただきました。
串揚げでなく、串焼きなのでさっぱりとしていて、飲みたいけれどちょっと健康を意識したい気分のときのおつまみにもぴったり。野菜本来の旨みや甘みを感じます。特にズッキーニがみずみずしくジューシーで好みでした。水芭蕉の甘みと、野菜の甘みがマッチします。
この日はちょい飲みで利用させていただきましたが、「ご縁もん 上野本店」はほかにもメニューが豊富。平日のランチタイムは定食もメニューもあり、この時間帯もお酒はばっちり楽しめるのだとか。
炉端焼きと日本酒がお好きな方は、ぜひ一度訪れてみてください。
<店舗情報>
住所:東京都台東区上野4-2-4 フクヤビル
アクセス:JR「上野駅」よりとほ3分
営業時間:11:00~00:00(L.O.23:00)
定休日:なし
Web:https://goemon-ueno.com/
電話番号:050-5448-7472
東京観光のついでに! 旅の思い出に、美味しい日本酒を
上野には、アメ横のほかにも「上野動物園」や「上野恩賜公園」など、観光スポットがたくさん。ひと通り観光を楽しんだ翌日など、地元に帰る前の少しの時間でふらっと飲みに出かけるのもおすすめです。上野を訪れる際には、ぜひアメ横で飲み歩きも楽しんでみてくださいね。
関連記事


