日本酒のパック酒5種を飲み比べ! コスパ最強&美味しい1本を徹底検証

  • 日本酒パック酒とコンビニおつまみ

コンビニやスーパーのお酒コーナーに並んでいるパック酒。見たことはあっても実際に買ったことはなかったり、「パック酒って美味しいの?」と半信半疑に感じていたりする人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、日本酒のパック酒ならではの魅力や楽しみ方を解説します! 実際に飲み比べをし、味や価格も比較してみたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

一家に1本あると便利な、日本酒のパック酒のメリット

  • 日本酒のパック酒

一家に1本あると、なにかと活躍してくれるパック酒。そのまま飲んで美味しいのはもちろんですが、実は料理に使用したり、カクテルにアレンジしたり、さまざまな楽しみ方があるのです!

ここでは、パック酒の魅力について紹介します。

さまざまな味わいの日本酒を選べる

「パック酒」と聞くと「安価に手に入るぶん、味はそんなに美味しくないのでは?」というイメージを持っている人も多いかもしれません。

しかし最近は各酒造メーカーさまざまな種類のパック酒が販売されており、味や成分にもこだわりが感じられます。いわゆる普通酒だけでなく、純米酒や大吟醸酒などの「特定名称酒」に分類されるパック酒も販売されているのです。

さらに、日本酒初心者にも飲みやすいレモンやすだちなど柑橘の味がついたパック酒や、ダイエット中の人にも嬉しい「糖質ゼロ」「プリン体ゼロ」など、健康に配慮したお酒も多数販売されており、さまざまな種類のなかから選ぶことができます。

コスパがよく日常の食卓にぴったり◎

パック酒は比較的リーズナブルな商品が多く、1.8L(一升)入りや2L入りなど、大容量タイプもたくさん販売されています。

コストパフォーマンスが高いので、「毎日日本酒を飲みたい」「晩酌タイムのお酒は、いつも日本酒」という人が日常的に飲むのに、パック酒はうってつけ。もちろん、180ml、500ml、900mlなど小・中容量タイプのパック酒もあります。

日本酒というと瓶の処分が少し面倒に感じがちですが、パック酒は紙の容器なので、飲み終えたあとの処分が簡単なのも、嬉しいポイントです。

飲むだけでなく、料理にも使える

パック酒は飲んで美味しいのはもちろん、料理にも活用できます。

料理酒の代わりに日本酒を使用することで、魚や肉を柔らかくしたり臭みを押さえたりできます。特に酒蒸しや煮物など素材の味を活かしたい料理に、日本酒はおすすめです。高級な日本酒は料理に使うのはもったいなく感じますが、パック酒なら気兼ねなく使用でき、料理が美味しく仕上がります。

メーカーによって味わいは異なりますが、パック酒にはすっきりとした飲み飽きしにくいお酒が多いのも特徴です。そのため、日本酒を炭酸水で割る「酒ハイ」や、ジュースで割る日本酒カクテルのベースとして使用するのもおすすめですよ。

コスパがよいのはどれ? 5種のパック酒を飲み比べしてみた

  • パック酒飲み比べをする手元

「パック酒って、どれも同じじゃないの?」と思ったことはありませんか?

今回は、コンビニやスーパーでよく見かける定番のパック酒を5種用意し、味の違いを確かめるべく、実際に飲み比べしてみました。ただ味を比較するだけでなく、よく合うおつまみとのペアリングも検証。どのコンビニでも手に入るおつまみを並べて、どの組み合わせが美味しいかも確かめてみました。

さらに、1合あたりの価格も計算し、コストパフォーマンスも調査。ぜひパック酒選びの参考にしてみてください。

<検証したパック酒(全て普通酒にて検証)

  • 白鶴 サケパック まる/白鶴酒造株式会社
  • のものも/大関株式会社
  • 菊正宗しぼりたてギンパック/菊正宗酒造株式会社
  • つき/月桂冠株式会社
  • 上撰松竹梅「サケパック」/宝酒造株式会社

<検証したおつまみ>

  • お好み焼き
  • 餃子
  • 枝豆
  • ベビースターラーメンおつまみ(ピリ辛チキン味)
  • サラミ

※価格は2026年5月時点のものです。
※同じ銘柄でも、容量により1合あたりの価格は異なります。

白鶴 サケパック まる/白鶴酒造株式会社

  • 白鶴 サケパック まる/白鶴酒造株式会社

まずは、白鶴酒造株式会社(兵庫県)の「白鶴 サケパック まる」。「白鶴オリジナル酵母」と、国産米を100%使用しているパック酒です。

私の家では、長年料理酒代わりに「まる」を使用しています。そんなわが家のスタメン「まる」ですが、実はそのまま飲むのは初の試みです。口に含んでみると「まる」の名前のとおり、丸みがあってまろやかな口当たり。しっかりと味わってみると、ほんのりとお米の甘みを感じました。

そんな「まる」とベストマッチのコンビニおつまみは「お好み焼き」。お酒のまろやかさと甘酸っぱいソース、クリーミーなマヨネーズが絶妙に絡み合います!

  • 「まる」とお好み焼き

  • 「まる」とお好み焼き

「まる」の価格は、2L入りで1,842円(税込)。1合(180ml)あたり165.78円と驚きのコストパフォーマンスです。

白鶴 サケパック まるhttps://www.hakutsuru.co.jp/product/sake/maru/03682.html

のものも/大関株式会社

  • のものも/大関株式会社

続いて、大関株式会社(兵庫県)の「のものも」を飲んでみます。大関独自製法の「新三段仕込」で造られ、「インターナショナル・ワイン・チャレンジ2024」「全国燗酒コンテスト2023」などさまざまなコンテストで受賞歴のあるお酒です。

サラッと軽い飲み口でクセがなく、後味にはキレがあります。さっぱりと飲みやすい味わいなので、毎日の晩酌にぴったりです。

そんな「のものも」は、合わないおつまみを探すほうが難しく感じるほど、どんな食べものとも違和感なくマッチしてくれました。なかでも特に相性がよいと感じたのが「サラミ」。お肉の脂をスッキリと洗い流してくれ、とてもバランスのよい組み合わせでした。

  • 「のものも」とサラミ

  • 「のものも」とサラミ

「のものも」の価格は900ml入りで897円(税込)、1合あたり 179.4円です。

のものも900mL はこ詰(70角) スリムパック
https://shop.ozeki.co.jp/i/0020882-0000-01-00

菊正宗しぼりたてギンパック/菊正宗酒造株式会社

  • 菊正宗しぼりたてギンパック/菊正宗酒造株式会社

お次は、菊正宗酒造株式会社(兵庫県)の「菊正宗しぼりたてギンパック」銀色に光るパッケージが目を惹くデザインです。このお酒の魅力はなんといっても、紙パックの容器かつ常温販売でありながら、搾りたての味わいを楽しめる「生貯蔵酒」であること。香気成分のひとつである「カプロン酸エチル」を多く含み、フルーティな香りが魅力です。

どんな味なのかワクワクしながら開栓すると、その場にふわっと華やかな香りが広がります。ひと口飲んでみると、ほどよい酸味と甘味がギュッと詰まったジューシーな味わい、後味にはスッキリとしたキレを感じました。

そんな「菊正宗しぼりたてギンパック」とぴったりなのが「ベビースターラーメンおつまみ(ピリ辛チキン味)」ピリ辛なベビースターラーメンと、キレのよい日本酒が相性抜群です。ピーナッツのほんのりと香ばしい味わいも、お酒の旨みとよく合います。

  • 「菊正宗しぼりたてギンパック」と「ベビースターラーメンおつまみ(ピリ辛チキン味)」。

  • 「菊正宗しぼりたてギンパック」と「ベビースターラーメンおつまみ(ピリ辛チキン味)」。

「菊正宗しぼりたてギンパック」は、900ml入りで946円(税込)。1合あたりの金額は189.2円とここまでの3種のなかでは1番値が張りますが、この価格でフレッシュな生貯蔵酒が飲めると思うと、かなりリーズナブルな域ではないでしょうか。個人的には、5種のなかで1番満足感のあるお酒だと感じました。

菊正宗 しぼりたてギンパック 900mL
https://www.kikumasamune.shop/c/liquor/futsu/nk519

つき/月桂冠株式会社

  • つき/月桂冠株式会社

続いては、380年以上もの歴史をもつ老舗酒蔵・月桂冠株式会社(京都府)が醸す「つき」。国産米を100%使用し、京都・伏見の名水で仕込んだ日本酒です。香りは穏やかですが、よく確かめるとバナナのような香りを感じます。味わいも丸みがあり、まろやかな口当たり。

そんな「つき」とよく合うのは、意外にも「餃子」。餃子にはスッキリと爽快な飲み物が合うかと思いましたが、肉汁たっぷりのジューシーな餡が、白ごはんのように穏やかなお酒と絶妙にマッチしてくれました。

  • 「つき」と餃子

  • 「つき」と餃子

「つき」は500ml入りで530円(税抜)。1合あたりの価格は190.87円となりました。しかし、「つき」は3Lの大容量パックも販売されており、こちらは1合あたりで計算すると156.09円。同じ日本酒でも、大容量で購入したほうがコストパフォーマンス的にはおトクです。

月桂冠 定番酒 つき3Lパック 4本入り
https://www.gekkeikan-shop.jp/c/0000000100/0000000398/sake023002-4


上撰松竹梅「サケパック」/宝酒造株式会社

  • 上撰松竹梅「サケパック」/宝酒造株式会社

最後に紹介するのは、宝酒造株式会社(京都府)の「上撰松竹梅『サケパック』」
長年の酒造りの中で育まれた「蔵付き半兵衛酵母」を使用し、ふくらみのある味わいに仕上げています。「上撰松竹梅『サケパック』」は、お米のコクをしっかりと感じる日本酒。熱燗にしたり、出汁割りなどにアレンジして飲むのも美味しそうだと思いました。

「上撰松竹梅『サケパック』」も懐が広く、どのおつまみとも合わせても違和感なく馴染みますが、あえてベストマッチを決めるのであれば「枝豆」。お酒のコクと、枝豆の香ばしさがちょうどよいバランスです。

  • 上撰松竹梅「サケパック」と枝豆

  • 上撰松竹梅「サケパック」/宝酒造株式会社

「上撰松竹梅『サケパック』」は、900ml入りで1,195円(税込)。1合あたり238.92円とパック酒のなかではやや高級に感じますが、居酒屋で飲むよりはずっとリーズナブルです。「毎日の晩酌も少し贅沢したい」という人に、ぴったりなのではないでしょうか。

上撰松竹梅 「サケパック」 900mL紙パック

https://www.takarashuzo.co.jp/tkr-shohin/cmn_p_detail.php?p_prodid=3598

5種のパック酒の比較

銘柄

白鶴 サケパック まる

のものも

菊正宗しぼりたてギンパック

つき

上撰松竹梅「サケパック」

種類

普通酒

普通酒

普通酒(生貯蔵酒)

普通酒

普通酒

味わい・特徴

丸みのある口当たり

クセがなくキレある後味

香りがよくフレッシュな味わい

穏やかな香り、口当たりはまろやか

コクのある味わい

相性のよいコンビニおつまみ

お好み焼き

サラミ

ベビースターラーメンおつまみ(ピリ辛チキン味)

餃子

枝豆

1合あたりの価格

(目安)

165.78円

179.4円

189.2円

190.87円

238.92円

 

種類豊富なパック酒。好きなお酒を見つけて日常の晩酌をちょっと豊かにしてみては?

パック酒は種類が豊富で、用途や好みに合わせて選べるのが嬉しいポイントです。味の好みや、パック酒の楽しみ方は人それぞれ。ぜひこの記事を参考に、味、価格、大きさなど、さまざまな観点からお好みの1本を見つけてみてくださいね。

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